組み合わせ優先制御を僕の好きなC.Cで説明するよ!

コードギアス反逆のルルーシュR2C.Cver。もちろんもう今はホールに存在しない僕の大好きな機種。その中でかなり長い間、僕の中で疑問に思っていた制御があったのだが、なるほどね!と言う内容から制御ルールの中でもわかりにくい、組み合わせ優先制御を説明していきます。

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組み合わせ制御を把握してからこの記事を読むと
ディスクアップ2の基本制御の理解が進むと思います。

優先制御とは?

パチスロのリール制御を作るための基本ルールです。

C.Cは5.9号機ですが、6号機も同じようなルールで作られていると思うのでその時の知識で説明していきます。

まずはわかりやすい所から・・・

ボーナス優先制御と小役優先制御

パチスロにはボーナス優先制御と小役優先制御と言うパターンがあり
このどちらかでできています。

ボーナス優先制御はボーナスが成立したら
小役とボーナスの両方が同時に成立した時どちらも狙えるところで押したら
ボーナスを優先して揃える制御の事。

ジャグラーが代表例で、特定の打ち方をすることで
ボーナスをはずしつつブドウを揃える「ブドウ抜き」と言う技がある。
これは普通にボーナスを狙うとブドウよりボーナスを揃えてしまうため
その小役分もったいないからボーナスを揃えないように小役獲得する技。

5号機初期はボーナス優先制御の台しかなった。

反対に小役優先制御は、ボーナスと小役を同時に狙える時
ボーナスを否定して小役を揃える制御。

現行機の大半は小役優先制御と言うことになる。

ちなみにどちらのパターンでも一番優先されるのはリプレイで
リプレイを回避することはできない。

ボーナス成立後にどちらを優先するかと言う話ですね。

払出枚数優先制御と組み合わせ優先制御

通常時の制御の基本ルールとして存在するのが
払出枚数優先制御と、組み合わせ優先制御と言うもの。

払出枚数優先制御はわかりやすいと思うのでサッと説明するね。

同時に2つ以上の小役が成立した時
払出の多い方の小役を優先して揃える制御の事。

基本的なノーマルタイプはこの制御が多い。

サンダーVリボルトでチェリーとスイカが同時成立しているのだが
2枚のチェリーより15枚のスイカを揃える制御が働くのがそれ。

ベルABやスイカABなんかがある機種では揃う小役と同時に
制御用の1枚役が成立しているのだが
1枚より払い出しの多い小役を揃えるのもそれで
配列上制御役は揃わないように工夫されている。

組み合わせ優先制御がめんどくさいw

リールを停止した時点で
次の停止で一番狙える小役の本数の多い場所を優先して止める制御。

ボーナスの枚数調整や、AT機ART機の押し順で採用されたシステム。

押し順AT機なんてメイン小役が高確率で成立してるから
払い出し枚数を優先するとずっとメイン小役が揃い続けちゃうから
1枚役でごまかしてますよね。

成立したフラグや状態によって枚数優先と組み合わせ優先を
押し順で決められたのです。

ボーナスタイプの逆押しした時だけ枚数調整できるやつとかも
右を第1停止した時だけ組み合わせ優先制御にしているのです。

5号機初期はこれができなかったので、押し順機は作れなかったし
枚数調整も滑りコマ数に制限のあるCT(REG)中のみできたのです。

C.Cでの組み合わせ優先制御の例は?

C.CはRTをパンクさせるパンク1枚役が常時1/10で成立しており
さらにその1/7で7枚ベルも重複しています。

ベル+パンク役の時はパンク役を取りこぼすとベルが揃い
パンク役を狙うと1枚役が揃う仕組みになっています。

枚数優先制御だと到底不可能な制御ですね。

この制御を成り立たせているのが組み合わせ優先制御であり
ザックリと押し順AT機の小役を揃えない仕組みづくりでもあります。

これが理解できていなかったので
僕自身C.Cを打ち始めた時にめちゃくちゃ謎でした。

C.Cでの組み合わせ優先制御具体例

リールを停止した時点で
次の停止で一番狙える小役の本数の多い場所を優先して止める制御。

とザックリ言ったけどイマイチつかみにくいよね。

というわけでC.Cの場合だとパンク役成立時は以下のフラグが
成立しています。

  • パンク1枚役のみ
  • パンク1枚役+7枚ベル

具体的な配列は・・・

パンク役(1枚)
ベル(7枚)

一般的に認識されているのはこの2種類となる。

このままだとどちらも1種類しか存在しないため
パンク役のみ成立時は問題ないが
ベルと重複する場合は払出枚数の多いベルが優先されるため
狙っても揃わないパンク役の意味をなさなくなる。

※組み合わせ優先制御でも同じ組み合わせ数なら払い出し枚数を優先する

なのでベル重複時のみ同時に成立する1枚役の種類を増やすことにする。
増やす1枚役は以下の3種類。

この3種類はただの1枚役で揃えてもRTがパンクする役ではない。

※ここから先の説明に一つだけ予備知識として
C.Cは上下段の無い3ライン機であることだけわかっておいてほしい。

パンク役とベルが同時成立しているときに左ブランク近辺を狙うと

この形が停止する。

この時、中リールもしくは右リールでパンク役のブランクを回避すれば
ベルが揃うわけだが、ブランクを狙ってしまうとブランクが優先される。

その理由は、例えば順押しした時ベルは

この1種類の組み合わせしか存在しないが
順押しでブランクを狙った場合は

この2種類が存在する事になる。

要するにブランクを止めた方が組み合わせが多くなるから
パンク役を優先して止めてベルをこぼしちゃうわけ。

ここで覚えてほしいのは、リール上にある図柄の個数ではなく
図柄自体の組み合わせであるって言う事。
ディスクアップ2であれば赤い星と青い星でも似た図柄だけど別なので
2種類になるって事。
ここで言う右ブランクと白7くらい違うの。

もっと言うとC.Cは左1リールでベルをこぼすポイントがあり
その場合は以下の停止形を取る

これも組み合わせ優先制御が理解できないと意味不明。

左C.Cの1枚役とベルがあるんだから払い出しも考えたら

この形で止まっていいんじゃ?って思うが、前者だと

この4種類の組み合わせが実現可能となるが、後者だと

この2種類の組み合わせしか実現できないので
停止した時点での組み合わせの多い前者を優先してしまうのだ。

※4種類と説明しているけど実際は順押しブランク狙いで3種類と
ハサミ押しブランク狙いで3種類が組み合わせとして
正しいかもしれない。

そしてこれらは中から押しても右から押してもブランク図柄を狙った場合
必ずブランク図柄の方が組み合わせが多くなるのでパンク役が優先される。

中にブランク図柄を狙った場合はベルだとベルしかないが

ブランクを狙うとこの3種類の組み合わせが残るためベルが蹴られる。

右にブランクを狙ってしまった場合も

この3種類の組み合わせが残るためベルが蹴られる。

※これらも3種類と捉えるのか、2種類と捉えるのかは
僕の中ではっきりしていない。

じゃぁ右から押して白7を狙ったらどうなのか?と言うと
その時点でブランクの狙えない場所を押しているので
実現可能なフラグは

この2種類のみとなるため
同じ組み合わせ数なら払い出し枚数を優先するので
ベルが取得できる仕組みなのだ。

これは中から押してピンク7を狙った時も同じである。

まとめ

払出枚数に比べて理解しにくい組み合わせ優先制御。

僕自身も100%理解している内容ではないが
開発者でもない限りは今回の記事の内容で十中八九まかなえると思う。

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