パチンコの盤面の見てる所の写真考察でもしてみますか(解説編)

前回は写真を比較すると言う事で、パチンコの盤面の見てる所の写真比較でもしてみますかで2台のCRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム SAP13の写真を並べて掲載していきました。解説編の前にそちらの記事でどれがどうなのか?を考えてから、こちらを読んで頂ければと思います。もちろん僕は素人よりちょっとだけ上手かな?っていうレベルなので参考程度に捉えて下さいね。

風車回りを見てみる

前回の風車回りAとBの写真を並べてみます。

なんとなくわかりますかね?

風車はどちらも上から落ちてきた時の中央の線(水色)より左にあるように見えるし、緑の三角形も左に寄っているし、その辺りは悪くないように見えます。

ですが、明らかにBの▼の左上が左方向を向いているように見えます。

さらにAに比べ、▼の上2本が右下がりに見えます。

赤い線を追いかけてみても、Aは左側の最後の2本(連釘の5本目6本目)がまっすぐかやや右寄りなのに対して、Bは ) こんな感じで反っているのがわかるかと思います。

Aの場合はホースから水を出した時に、水道の蛇口のように行き先が定まっているから、玉の動きが素直になりやすい。

Bの場合はホースから水を出した時に、シャワーのようになっているから、玉が左右に散りやすいと言うのがわかります。

なので、風車の位置関係とは別に、Bは左(ヘソじゃない方向)に行きやすくなると考えられます。

また、写真では非常にわかりにくいですが、風車自体もBの方が右向きに見えるので、余計に左に行きやすくなるかもしれません。

なのでこの場合、僕ならAを選択します。

跳ね釘(ジャンプ釘)回りを見てみる

跳ね釘回りAとBの写真を並べてみます。

撮影したアングルの関係もありますが、Aの方が水色の線の角度が急に見えます。

反対にBの方が水色の線の角度が緩やかに見えます。

と言う事は、Aの方が段差が大きい為、ヘソ釘の左側にぶつかって白の部分から落ちやすいと考えられます。

反対にBの方が段差が小さい為、ヘソ釘の左側にぶつかって、白の部分から落ちる玉が少なそうと考えられます。

この時点でどちらを選択するか?と言ったらBを選択します。

ヘソに届かず落ちてしまうのは、ここに理由がある場合が大きいです。

ヘソの広さは見るけど、跳ね釘なんて見ないですからね。実はヘソの広さよりこっちが重要だと僕は考えます。届かないものはどれだけ広くてもノーチャンスですからね。

ヘソ釘の上げは良いとされますが、ヘソ釘上げて跳ね釘下げると、なんぞこれ・・・って言うくらい回らない事があるので注意が必要です。

でもこれ正面からじゃぁわかりにくいなぁ・・・というわけで、斜めからの写真を見てみましょう。

こうやってみると、明らかにAの方が下がっているのがわかりますね。

右側の跳ね釘に至ってもAの方が下がっているように見えます。

Bの方は、全体的に他の釘(道釘やヘソ釘)と同じ角度に見えます。

Aは踏切板の無い飛び箱だと思って下さい。

ヘソ釘の角度は、スタートチャッカーとの角度と見比べてみると大差ない事がわかります。スタートチャッカーは若干前が下がった状態でついてるので、スタートチャッカーの縁と並行だと完全な下げとなります。

この画像を見ても、やはりBを選択するのが正しそうに思います。

なんとなくこんな印象です。

Aの方は下がっているので釘の根元が見えてる感じですね。

盤面全体を見てみる

全体的な玉の流れは白い線で示している感じ。Aの台は風車まできたら、右側に玉が行きやすく、ヘソに届きやすいイメージ。

Bの台は、風車の時点で左右に分散し、右に行く玉の数も大幅に減る。さらに跳ね釘で落ちやすく、ヘソに届きにくいイメージ。

実際にAの台を選択し、良く回りました。

ヘソ釘に関しては極端に狭いとかじゃ無ければ、割と入賞してくれたりするものですよ。

と言うわけで、前回の記事の写真は盤面A、風車回りA、跳ね釘Bが同じ台でした。1流!

盤面B、風車回りB、跳ね釘Aが同じ台で、打つす価値無し!です。

まとめ

今まで釘なんて見たことないし、見ても絶対わからないし、0.何ミリの世界なんて理解できないって思ってた人もいるかもしれませんが、見比べてみるとこれくらい派手に違うものなんですよ。

この楽しみ方ができるのも今のうちだけ・・・封入式パチンコになったら、このような楽しみ方も出来なくなるので見たつもり・・・でも構わないので盤面観察をやってみてはいかがでしょうか?

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