パチスロ回顧録と言う事で、僕が初めてパチスロに挑戦する所までは前回書きました。今回はその時初めて打った機種、ハイパーラッシュ(ヤマサ)について書いていこう!僕自身今のAタイプでアクロスAプロジェクトのように復活してほしい機種です。
今回のおしながき
機種のテーマは音楽とダンス!
ハイパーラッシュと言う名前からは想像できないけど、機種のテーマは音楽とダンス。
クラブ、ディスコ、はたまたもっと古いもの含んでいるのでどの年代と言う決まったものは無いように感じる。
図柄も音符モチーフのチェリーや、ヘッドフォンがついたベル、スイカ型のスピーカー。
演出用リール(テトラリール)も、小役ナビ以外のチャンス系はレベルゲージや、ジュークボックス、ヒカルとTJと言うダンサー?が描かれている。
心なしかビートマニアやDDRを連想させるような筺体デザインでもある。
筺体はgoogle検索で見てみてください。
機種スペック
設定 | BIG | REG | 機械割 |
---|---|---|---|
1 | 1/348.596 | 1/655.36 | 92.8% |
2 | 1/315.077 | 1/606.815 | 97.1% |
3 | 1/292.571 | 1/564.966 | 98.4% |
4 | 1/273.067 | 1/528.516 | 100.6% |
5 | 1/256 | 1/496.485 | 107.3% |
6 | 1/240.941 | 1/364.089 | 112.6% |
スペック引用
ウィキペディア
5号機も真っ青な設定1の機械割w
しかしこれ、ちゃんとこの機種のゲーム性通りに打てば4%~5%くらい割が上がるんじゃないかな?恐らく設定1で92.8%って事は無いと思います。
そのゲーム性がツインBB。
同色の7が揃うとBIGなのだが、揃えた後に演出用リールの7の色が赤と青に振り分けられ、赤ならハイパーBIGで平均550枚獲得。青ならチャレンジBIGで平均370枚獲得できる仕組み。BIG中に赤7黒7白7の3択で15枚が揃うのだが、ハイパーなら完全ナビとなる。振り分けは1/2なので運を天に任せる。
で・・・この機械割計算は、どちらのBIGでも390枚くらい獲得するような枚数で計算されているように思う。
それにしてもBIG1回で550枚とか信じられないよねw
いざ始めてのパチスロ、スタート!!!
先生である友人からは毎ゲームチェリーを狙うようにだけ言われていた。
とりあえず3枚入れてレバーオン!
前回の記事でも書いた通り、一瞬でメダル3枚、60円が無くなった。
チロルチョコ6個買えますやん・・・
とりあえず2回転目。
思った以上にリールが見える。もっと見えないものかと思っていた。恐らくこれは僕自身がビートマニアと言う縦スクロールするゲームで遊んでいたからだと思われる。
余談:一応解説しておくと、人間の目は横に広い事からわかるように、左右への動きには比較的強いのだが、上下の動きには弱い。私生活でも横に移動するもの、例えば乗り物や、乗物から見る景色等を見ているので横には強くなる。反対に上下の動きのものは見る機会が少ないので尚更弱くなる。この辺が海物語がお年寄りに受けている理由の一つでもあるのではなかろうか?海は縦スクロールを含むと人気が出にくいから。ぼのぼのとか、ドラムとか。
閑話休題・・・
時々2枚チェリーを取りこぼすが、目押しはそれなりに様にはなってる。
この時点で目押しへの不安はほぼ払しょくされていたので良かったが、もしそれができないと困るのがこの後だった。
僕のその時の予算は1万円。無くなったら試合終了。頑張って予算内で1度くらいはボーナスを引き当てたい!
そう思いながら回していると、演出用リールに巨大な7が出現した!
友人いわく・・・ちょっと前に当たってたよ。
えっ!教えてよ!って思ったけど、さすが友人はわかってる。テトラリールに7が出た時、僕がスゲー喜ぶであろうことを。だから敢えて黙っていたのだ。
初めてのBIGボーナス!
初めて引いたボーナスはBIGボーナスでした。ハイパーかチャレンジかまでは覚えていません。
無事盤面には赤い7が一直線に並び、ボーナススタート!
大体の機種にはBIGボーナスの説明として、30ゲーム消化するか、3回のJACゲームを消化したら終了!みたいなことが書かれていますが、当然意味なんてわかっていません。
とにかくボーナスゲームはテトラリールの7の点灯、点滅パターンで右リールの色ナビやジャックインである事をお知らせしてくれるらしい。
そうなんです!目押しが全く出来ないと、色ナビされても15枚を取る事が出来ないのです!
とにかく7を揃えた直後は30ゲームのゾーン。この間はジャックインか15枚が揃う状態。
順押しでベルベルとテンパイすれば15枚役。ナビがあればナビの色を、無ければ3択を勘で当てる。ただし、右に7は3つあるだけなので、適当に押すと100%取りこぼす位置があり、チャレンジビッグでもきちんと7を狙う必要があった。
ちなみにジャックインするとレギュラーがはじまる。
レギュラー分が終わると、30ゲームの残りの所から再スタート・・・ふむふむ・・・BIGの説明は、これが0になるか、レギュラーを3回消化したら終了って事ですね。理解した!
たまたま僕は目押しに向いている状態からスタートしたけど、そうじゃなかったら完全にアウトだよな(笑)
レベルゲージ演出が面白くてアツイ!
レバーオンと同時にテトラリールに4つ打ちのリズム(4拍子でトン♪トン♪トン♪トン♪・・・)でレベルゲージが出現・・・
僕「これ何?」
友人「それチャンスやで、小役かボーナス!チェリーかもしれんけどな。」
4号機の時代は同時当選なんてなかったから、チェリーがでたらその時点でNG!
第一停止するとチェリーを否定!演出BGMもキックの4つ打ちに加えて、裏打ちのハイハットが加わりトンチャッ♪トンチャッ♪トンチャッ♪トンチャッ♪・・・レベルゲージの光も少し大きくなる。ハイハットと言ってるが、音的にはハンドクラップだったような気もする。
ちなみにチェリーだと第一停止で演出が終わってしまう。
友人「アツイよ!」
僕「アツイ?アツイって何?」
ギャンブル用語なんて知らないから、真面目に聞きかえす。
友人「すっごいチャンスって事!」
僕「へぇ、そう言うのをアツイって言うんや。チャンスの上やな!」
第2停止させるとBGMも発展しトチャチャチャ♪トンチャッ♪トチャチャチャ♪トンチャッ♪・・・レベルゲージのレベルもさらにアップ!この時点で小役テンパイして無ければ2確。
3停止させると小役ハズレと、小気味良いBGMともにテトラリールが回転し7出現!
このチャンスが発展していく感じ、めっちゃ面白い!それがアツイなんや!
確か小役ハズレなのに3停止でテトラリール動かずに、次ゲームで7が降ってくるパターンもあるのだが、それはBIG確定だったような気がする。
チャレンジBIGも面白い!
出玉的には平均550枚(MAXで669枚!)出るハイパーBIGの方が絶対嬉しいのだが、チャレンジBIGもお遊び要素が技術介入になっていて面白い。
3択ナビが無いので色を勘で当てるわけだが、3回のJACゲームの内、1回目と2回目にある事をすると、JACゲーム終了後の1ゲーム目だけ色ナビが出る。
それが音ゲー要素。
JACゲーム中のBGMがデン♪・・・・デン♪デン♪デン♪を繰り返しているのだが、その音に合わせてリールを停止させるというもの。
ビートマニアが好きな僕、超楽しい♪
成功するとJACゲーム中テトラリールに表れているジュークボックス図柄の上の♪♪♪の色が変わる。1度だけ成功させればよし。8回連続で成功させるとCOOL!と祝福してくれる。周囲でやられたとしても、5号機ハナビのようにREG中3連ドンを毎回ビタ押しされてドカーンバキーン言わされるより遥かに良い。
JACゲーム終了後、1ゲーム目は気合で15枚を成立させる。色ナビはこの1ゲームにしか適用されないから、JACインフラグを引いてしまうと持ち越しされる事は無くナビが無くなってしまう。
とにかく小役ゲーム中はテトラリールに7が表示されているのだが、そのランプが点滅しない事を祈りながらレバーオン!赤!とか白!とか青!とかなら15枚役成立!その色を右リールに狙う。3色に点滅してたら残念、ジャックインフラグ(笑)
ハイパーBIG中は毎回この色ナビが発生するから15枚が揃いまくって平均550枚取れるんです。4号機の時代は何枚払い出したら終了!って条件じゃないから1回のBIGでよりたくさん取ることが技術の一つでもあった。
この機種に限って言えば、JACインフラグをあまり引かず、15枚を引き倒して、3回目のJACゲームを終了条件ギリギリの30ゲームまで引っ張ってJACインさせる!と言う運ですけどね。JACハズシ(リプレイハズシ)も逆押しさえすれば勝手にハズレる仕様でした。
通常時の演出は全てがチャンス!
テトラリールが動く時は必ずレバーオンで動く。通常始動音と、チャンス音がある。
通常始動音+第一停止でリプレイナビや、レバーオン始動&停止+赤ジュークボックス(チェリー対応)なんてのが期待度の低い演出だが、それでもしれっと小役否定する。
赤ジュークボックスでチェリー否定した!と思わせての2枚チェリー(中段)の取りこぼしとかね(笑)
演出なんてテトラリールしか無いくせに、何もかもが期待感の塊。
ブルブルッ!と震えながらテトラリールが停止すると、ベル&リプナビとか、スイカ&ベルナビとかのWナビパターンになる時があるのだが、なったら正に激アツ!ブルブルッ!っとなってもWにならない事が大半で、その辺のバランスが抜群だった。
しかも、たまに小役が揃ってしまって「うわぁぁ・・・orz」ってなる所もまた憎めないところだった。
演出面の難点があるとすれば、ハズレorボーナスのキャラTJ。3停止後に出現し、テトラリールをグルグル回して7が出れば当たり、TJに戻るとハズレなのだが、演出カットできない。しかも割と出る!
当時はまだそう言う台が普通でした。
あと演出ではないが、今考えると当時のヤマサの台のストップボタンちっちゃw
間違いなく今打てば慣れるまでボタン押すのに空ぶる自信がある(笑)
まとめ
さすがに長くなってきたのでまとめに入るけど、人生で初めて打ったパチスロってことでこれだけじゃ書ききれないよ。
ちなみにその人の収支が友人が+3000枚、僕が+2000枚。
7枚交換だったので当初の1万円が、3諭吉+αになっていました。投資も軽かったのです。
推測でしか無いのですが、2人そろってBIGもREGも引けていたし、友人が設定6、僕が設定5だったのではないかと思われます。
そして僕はその3諭吉+αでパチスロで遊ぶと決めたのでした。
こうやって葉月のパチスロ人生がスタートしたのです。
最後にヤマサさん、ハイパーラッシュのリメイク、心の底からお待ち致しております。
その際はTJ演出のカット機能だけつけておいてください(笑)