リーチ目マシンの1枚役なんて狙って取るものじゃない

Aタイプには多くの機種でリーチ目1枚役が存在する。バーサスやハナビのV77とか、スイカブランク7とかそういうやつ。もちろん狙って取るのが楽しい瞬間もあるのでそれは別にして、この1枚役も取ったら割が上がるじゃん?と言う考えにならない方がAタイプは楽しいよ!ってのを書いていきます。

リーチ目役とは

主に1枚役やリプレイ等を使い、ボーナスと同時当選する役の事をいいます。

場合によってはスイカなんかでも確定スイカ等、リーチ目役として使用される事もあります。

確定役でも意味は同じかと思いますが、どちらかと言うと確定役はAT機等のATが確定する役、例えばGOD揃い等が頭に思い浮かぶので、確定役と言う言葉は僕は使っていません。

何故リーチ目役が必要なのか?

5号機のルールの問題です。

4号機の時代は、BIGが成立したとしたら、7を引き込む制御とか、あえて枠上で止める制御とか、滑らせる制御とか何本か持つ事ができました。

5号機からは1フラグに1つしか制御が持てない為、毎回同じ場所で押していたら、BIGが成立した時に毎回同じ位置で止まるようになってしまいます。

これを避けるために、5号機の初期の方では、リプレイや1枚役の1部と重複させ、さらにBIGやREGの揃うパターンを増やす事でわかりにくくしていました。パターン数の分だけ制御が持てるから。

これが4号機のST機の強制解除に近い見せ方だったので、当時の打ち手にはすぐになじみました。

その後、昨日も機種名として出しましたが、俺の名はルパン三世なんかで、1枚役=チャンス目から、1枚役=ボーナス重複確定とする事で、チャンス目重複から、出現=リーチ目となったわけです。

現行機種だと、ハナビは1枚役の揃い方が2種類と、そのどちらも揃う1種、それに単独ボーナスが存在します。リプレイやチェリーも重複しますが確定ではない為除外。それぞれの可能性として・・・

  • 氷ブランク七+ドンBIGor七BIG(合計2種)
  • 長男ドン七七+ドンBIGor七BIGorREG(合計3種)
  • 両1枚役+七BIG(合計1種)
  • 単独ドンBIGor七BIGorREG(合計3種)

と言う事で、ドンBIGの制御を3本、七BIGの制御を4本、REGの制御を3本持つ事ができるのです。

これにより同じ図柄のBIGが成立しても成立ゲームの出目が違ったりするのです。

沢山の出目を表現するためには複数の小役と成立させる事が必要であると言う事がわかります。

で、なんで1枚役かと言うと、機種の試打試験の際、このフラグも揃えられてしまうので、払出枚数が多いとそれも含んだ割数と計算されてしまいます。そうすると通常打ち手は取りこぼす事になるので損してしまいます。

なので損しないように最少枚数である1枚と設定していると思われます。

最初から取りこぼす事が前提なのです。

回収して割が上がると言っても知れている

例えば40回ボーナスを引いたとしましょう。うち30回が1枚役と同時当選。あと10回は単独当選。30回全ての1枚役を回収したからと言って30枚なのです。

葉月さんが大好きでよく打っていた『ひぐらしのなく頃に祭』と言う台があったのですが、その台は1枚役の成立確率が約1/45くらいありました。これはさすがに1日打つと150枚とか200枚とか差が出てきて、割と連日打ってたので、それを回収しないと言うのは数日で何万円単位の数字になってくるため回収していました。それにゲーム性的にも、1枚役を回収して崩れるものではありませんでした。

ハナビやディスクアップなんかでも、ここぞと言う所で1枚役を狙ってみるのは面白いものです。ですがそれを毎回やっていては根本のゲーム性が崩れてしまいます。

本来のゲーム性は出目を楽しむ

1枚役がチャンス役ではなく、リーチ目役なんだから、本来のゲーム性、楽しみ方としては数多くのリーチ目や入りパターンを見ることだと僕は考えます。

通常出目で諦めていたら演出でボーナスを察知するとか、2停止で何でもない出目から3停止でリーチ目とか、そう言うサプライズを楽しむためのものが1枚役だと思います。

このブログではディスクアップの中押し記事も書いていますが、常時中押しするのではなく、スイカで演出発展した時とかに『よしっ!今回は中から押してみよう!』程度に楽しむのが良いのです。

このブログに書いてある中押し打法だと、小役重複以外の時は100%赤7が上段に止まってしまう。それじゃ面白くないじゃないかと。

全フラグ回収できる中押しバー下段ビタだって、100%バー下段か赤7上段に止まってしまう。折角複数の1枚役とボーナスフラグの組み合わせでリーチ目を作っているのに、第一停止の制御が2種類しか無いとか寂しすぎるじゃん。

だからディスクアップも通常は左から押す。これが最大限楽しめる打ち方だと思う。

左から押していても偶然1枚役が回収される事もある。それはそれでサプライズ。狙って取るわけではなく、偶然出たリーチ目として楽しめるからアリ!

1日打って仮に30枚損したとしても、色んな楽しみ方ができればその対価だと思います。むしろそれがもったいないと思うくらいなら、ハナハナのチェリーやスイカを1個でもこぼさないように、ジャグラーのチェリーをこぼさないように打つ方が超重要です。

まとめ

今回の1枚役に対する対象機種は、アクロス系やディスクアップ等のいわゆるリーチ目マシンに対してです。

1枚役やリプレイ等がチャンス役として存在するマシン(ギアスC.C.とかクレアの秘宝伝とか番長Aとか)はその限りでは無いので悪しからず。

何度かこのブログでも言ってますが、ディスクアップの中押しはたま~~~にやると、楽しみの一つとなる打ち方なので、その押しどころを考えて打ってみると良いかもしれませんね!

リーチ目マシンは1枚役にこだわらず、出目を楽しもう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です