普段打っていても全く気にする必要のない要素。知ったからと言ってPAYOUTが高まるとか、設定がわかるとか、得するわけでもないどうでもいい要素。だけど、やっぱりAタイプはリールの停止出目や制御、またその意味を楽しむ事に意味を見いだしたい。今回はハナビとバーサスの移行リプレイについて考えてみよう。
ハナビバーサスのリール上の基礎知識

ハナビとバーサスは、標準的なパチスロと捉える事の出来る、3枚掛けで遊戯して、横3ライン、斜め2ラインの計5ラインのいずれかに図柄が揃えば払い出しを受ける事ができる機種である。
いずれの機種も微妙に図柄の違う風鈴やベルがある事と、3連図柄長男の図柄のみが次男、三男、単独と違う。
これらの図柄の違いが、ボーナスと重複するレア役入賞の形の違いを生み出して、リーチ目役を構成しているという部分がある。
だからと言って、普段打ち手はそんな事を気にする必要も無く遊戯する事が可能である。
盤面にリプレイが揃えばリプレイ、ベルが揃えばベル、大当たり図柄が揃えば大当たり。見た目上の配当では無く、実際に揃った通りの配当って事です。
まぁなんだ、ジャグラーとかと同じで、いわゆる普通のパチスロですね。
RT状態と通常状態

ハナビやバーサスで言えば、BIG終了後のハナビチャレンジ、ハナビゲーム(バーサスならVSチャンス、VSゲーム)中がRT状態。
リプレイが揃いやすい状態だから一目瞭然。
その間に、特定の出目を出すか、既定のゲーム数を消化するか、ボーナスが成立するとモードが移行する仕組みになっている。
ハナビチャレンジ中に移行リプレイを揃えたらハナビゲームモードに移行するし、20G消化してしまうか、ボーナスが成立すると通常モードに移行(パンク)してしまう。
実はこの辺の扱いって知ると「へぇ~」って思える部分もあって、RT状態からは既定ゲーム数でモード移行可能なんだけど、通常状態からって既定ゲーム数でモード移行できないのね。
だからディスクアップのRT突入条件がボーナス終了後で、RT終了条件がパンク役の入賞か、転落リプレイ目の入賞なのね。RT状態から通常状態に落ちると、既定ゲーム数でモード移行できないから天井でRTとかできないのね。
EVAとか天井あったじゃん?って思うじゃん。
あれ実はメダルが減っている通常って思っている区間が、1/7.3でリプレイが揃うRT状態なのね。で・・・REG後800G、BIG後1000Gのリプレイの揃いにくいRTに入って、それを消化し終えるとモード移行して、リプレイ確率が上がっている通常時に移行するの。
じゃぁ通常からRTに戻せないのか?と言うと、特定の役・・・主には特殊リプレイ(ベルでも何でも可能)で復帰できるんだけど、なぜディスクアップはそれやらなかったの?って話になると・・・
復帰できるようにすると、当然リプレイ確率が上がっちゃって機械割がめちゃくちゃ上がっちゃうよね。って事は頻繁に転落させる要素が必要になって、ART中毎ゲーム転落回避ナビ出るような状態になると思うの。
それってやっぱりAタイプとしてどうなの?って思う所もあるし、機械割上がっちゃうって事は、通常時のコイン持ちを下げるか、ボーナス確率を下げるしか無くなっちゃうのね。それもやっぱりAタイプとしてどうなの?ってところを考えると、ディスクアップのナビをミスると復帰できないのは痛いけど、ゲーム性を考えたら仕方のない事なのね。
はい話それた!ハナビとバーサスの話でしたね。
何で長男中下段だけリプ揃いで移行するの?

ハナビもバーサスもハナビチャレンジ、VSチャンス中に通常リプレイ揃いが移行契機ではない・・・のになぜハナビゲーム、VSゲームに移行してしまうのか?
中段リプレイだからって言う説明だと、単ドン単V上のリプレイも中段に揃うけど移行しないでしょ?
それから、リプドンドン、リプVVから上段リプレイ揃いも移行すると思うのね。だからリプレイの成立したラインでは無いと言う事。
人って見た目のわかりやすさに騙されるよね・・・ってこういう時に思う。
実は下段長男停止から中段にリプレイが揃っている時、下段に移行リプレイが揃っているのだ。

リプレイが同時に2ラインも揃っているって中々考えないよね。
そのまま1ライン上にずらすと、上段リプレイ揃いだから、その時は中段に移行リプレイが揃っているのです。
ハナビで言えば赤風鈴、バーサスで言えば尖ベルのリプレイってパターンがあって、以下のようになっています。


ベベチェ、ベベドン、ベベVって覚えれば覚えやすいですかね。
バーサスにはブランク図柄がありますが、ハナビの時にはチェリーだったので、意味合い的には右ブランクはチェリー代用です。
左のボーナス図柄は長男のみ、いわゆる玉ドン、黄Vです。
これで上の写真を見直してみると、下段に長男風鈴長男って揃っていますね。中段にリプレイが揃う時、下段には必ずこれらのパターンのいずれかが揃っています。
変則押しすると長男図柄って風鈴やベルの代用にもなっているし、長男は赤風鈴、尖ベルなんだって考えるとわかりやすいかもしれないですね。
こういうの考えるメーカーの人超スゲーって思う。
ハナビゲーム中のRTリプレイカウントについて

ハナビゲームに限らず、VSゲームでも同じ事が言えるのだが・・・以前の記事
を書いた時、RTリプレイを見極める時に、目押しが早くなってリプドンドンとか、リプVVが止まって上段リプレイ停止の形をRTリプレイに数えているって書いたのですが、中段に特殊なリプレイが止まっているからというのが理由です。
通常リプレイでは揃うはずのないリプレイが中段に揃っているんだから、それは通常リプレイでは無いって言う。
ただ、その時に100%上段に揃ってくれるかどうかまではわからないです。
今度自分で何度か試してみて、高確率で上段に揃うようなら大丈夫って言う認識にしていこうと思う。
通常リプレイの場合は間違いなく斜めに揃うはずから。
まとめ
どうでしょうか?普通なら考える必要もない些細な事なんだけど、考えて答えを見つけて行くと、実は攻略のヒントがあったり、あれ?って思える部分があったりして、機種の導入当初なんかは人より有利に進める事ができる事もあるのです。
この辺の制御を、変則ライン機では無く、5ライン機で作ったアクロスの開発力ってやっぱり凄いと僕は感じます。
自分の経験上も高確率でハナゲ中の上段リプは止まりますね、下段平行リプも同じくらいなので中段ビタと枠下ビタかな、と思ってます
押した場所に寄るのですが、長男を下段に押せている時は
中段リプレイ=RTリプレイ
下段リプレイ=通常リプレイです
長男を中段に押した場合は
中段リプレイ=RTリプレイ
右下がりリプレイ=通常リプレイです
それより早く押した時は必ずリプドンドン(リプVV)の形で停止し
上段リプレイor右下がりリプレイの形を取ります
恐らく上段リプレイはRTリプレイではないかと思われます
通常リプレイであれば右下がりに揃うと思われます
ただし、RTリプレイでも右下がりに揃う可能性はわかりません