ディスクアップと言うと、上級者ビタ押しマシンみたいに思っている人も多くいるかもしれない。しかし、上級者はもちろん、初心者や中級者くらいの人でも楽しめる仕様を用意してくれているとてもやさしい機種である事を今回紹介していきたいと思う。そういう観点からもぜひ今まで打った事が無いけど打ってみたいと思っている人に挑戦してみてほしい。
今回のおしながき
やさしさ1:スイカは必ず演出があるやさしさ

スイカ成立時には必ず何らかの演出が発生する。
スイカ成立時は消灯演出が多く、次にラジカセ演出、スベリ音予告、レバーオンルーレットと、大体こんな感じだろうか。
何かしらの演出が発生することで取りこぼしを少なくしてくれると言うのもあるのだが、初心者や中級者にはスイカを取りこぼした際に「今スイカでしたよ!もしかしたらボーナスかもしれないけど!」とお知らせしてくれる機能でもある。
取りこぼした結果を教えてくれるってお節介なように思えるけど、僕は凄くやさしい機能だと思う。
2消灯で何も無ければスイカだし、ルーレットでVBや♪♪でハズレていたらスイカこぼしの可能性大。
スベリ音もハズレでも出るけど、ハサミでスイカがテンパイしてハズレたらまぁスイカかボーナスだったかな?みたいな。
少なくともスイカをこぼした事をお知らせされる悔しさを持ったユーザーは、次はこぼさないように目押しをしよう!と向上心が生まれる。
ハナビだって氷(スイカ)成立時はフラッシュするじゃないか!と言っても、3消灯不発とか取りこぼしたかどうかわからない人だっていると思う。
それを明らかに「オメェ今スイカこぼしたぜ」と煽ってくるスタイルは僕は好きだ。
やさしさ2:スベリ音予告のやさしさ

レバーオンと同時にペラポン♪(僕はテルラァトゥンだと思っている)となるとスベリ音予告。
発生した時点での成立役は通常時ならチェリー以外の全てで、ハズレとリプレイもある。ART中ならハズレとリプレイも対象役から外される。
これ自体の期待度は2割5分~3割くらいでしょうか?
当たりには繋がりやすいが、決して激アツ!と言うほどでもない。
今のパチンコだと2割5分で激アツなのかな?(笑)
まずこの演出のやさしさは、確実にチェリーは否定される。スベリ音発生時にチェリーやチェリー+ボーナスが成立している可能性は無い。
だからこそ左右のリールはどこを押しても良い。スイカの取りこぼしが無い配列だから、やさしい!
ART中はリプレイも対象役から外されると書いたが、重複した場合はリプレイも揃う。でもこれは取りこぼしが無いからセーフ!
で、このスベリ音予告ってリールを停止する際にスベリコマ数を音で教えてくれると言う演出。最初はそんな事知らなかったから強予告音かと思っていました(笑)
じゃぁ何故このスベリコマ数を教えてくれる演出がやさしいのか?と言うと、動画なんかで「いま右リールにゅるーん滑ってきましたねぇ」なんて言いながら打っている人いますよね。
慣れてない人があれを体感するって難しいと思うんですよ。
左を止めた時点で何コマ滑ったかわからない。だけど音で教えてくれるから目押しが多少不安定でも何コマ滑りとかわかる。そう言うスベリのアツさを、それなりのチャンスの時に誰にでも体感できるシステムって凄くやさしいと思う。
今まで一部の人だけが「お、今3コマ滑ったなぁ♪」って楽しんでいた部分を「(デデデン♪)うわ・・・3コマ滑ってきた!」って楽しめるようにしたのだから。
ここで重要なのは、毎ゲームコマ数を教えてくれる事じゃなくて、それなりのチャンスの時に教えてくれると言う事が重要だと思う。
だからこそ打ち慣れた人でもスベリ音予告が発生すると、左右のリールはどこを押しても良いから「どこ押そう・・・」という贅沢な悩みを抱え始める。
それくらいスベリ音予告は罪とやさしさを兼ね揃えているのです。
だから、そこそこの期待度なのにペラポンの愛称でワクテカされているのです。
やさしさ3:チェリーの配列のやさしさ

大体パチスロって左リールにチェリーは2カ所ある機種が多い。
ジャグラーだって、ハナビだって、ハナハナだって・・・
でもそれらの機種はリールのちょうど裏側にチェリーを配置している。
配置している事が悪いわけではない。それがどちらかと言うと標準なのだ。
だけどディスクアップは4号機の頃からそうだからと言ってしまえばそうなのだが、バーを狙っていれば極端に早めでも遅めでもチェリーをこぼさない配置である。
それでいてスイカもこぼさないから配列がやさしい。
やさしさ4:中リール青7配列のやさしさ

同色BIG中の中リールに目押しするリプレイ☆☆。
枠下に青7を狙うと言う人が多いと思うし、初心者さんでもそのように教えられたりすると思う。
僕自身、4号機のディスクアップがあった頃は、今ほど目押しは上手く無かった。
そして何より困ったのが、4号機のディスクアップは中リールに青7が2つ存在したのだ。それでいて5.9号機同様にバーも2つ存在したのだ。
だから2つある青7図柄を見分けて目押しする必要があった。
だが、今回のディスクアップは中リールに青7が1つだけとなり、4号機に比べて見分けると言う作業が無い分だけ難易度は下がっている。
さらに40秒のリール自動停止が無いから、とにかく青7を追いかけてゆっくり目押しに挑戦する事ができる。
ゆっくりでもいいし、失敗しても良いからとにかく挑戦した方が良い。と言うか挑戦費用はタダなので挑戦しておかないと損。
やさしさ5:ハイパーBIGのやさしさ

ART中に引いた同色BIGボーナスは目押し不要で上乗せゲーム数が貰えるハイパーBIGになる。
実はこの辺の仕様もプレイヤーの差を埋めるやさしさだと思われる。
ハイパーBIG自体は引いてしまえば誰が消化しても引き次第でゲーム数を貰えるBIGなのだが、そのBIGをART中に引けるかどうかは運の要素が大きい。
そして、ディスクアップで勝てる時と言うのは、いかに同色BIGを引けるかにかかってくるので、実は誰が打っても出る時は凄く出ると言う時がある。
何分初回のゲーム数のみは自力になるので埋めようがないけど、運よく100G程度のダンスタイムをゲットできれば誰しもにチャンスが発生する。
反対に言えば、ダンスタイムをゲットできなければ、上手な人でも苦戦を強いられるのがディスクアップ。
かなり自力感あふれる部分が目立つ機種だが、裏では引きや運の要素もかなり関わってくる機種でもあります。
やさしさ6:本当の上級者のやさしさ
これはディスクアップの機種に関わる部分ではなく、打ち手に関わる部分。
何にしてもそうだけど、中途半端な人ほど他人の事をけなす傾向にある。
まぁ世の中そんなもの。
だけど本当の上級者さんは、目押しが苦手な人がミスしようが気にしていないのが実情。
だからいくらビタ押し100%近い数値で目押しができて、俺ディスクアップ勝ってるんだぜ!と言う人でも、他人をけなすようなら上級者ではないと僕は思う。
これに関してはディスクアップ以外のものでも僕はそう思っています。
隣の人の目押しを見てしまうのは良い事では無いが、たまたまミスしてしまったのを見たら、心の中で「がんばれっ!」って気持ちでいてほしい。
そしてミスしてしまった方も別にそれは大したことじゃないと思ってほしい。
多分別の記事で書く事になると思うけど、ディスクアップの面白さはそこ(ビタ)では無いと思っているから。
もし面白みがそこだけなら、このご時世各種パネルで増産されて導入店舗が増えると僕は思っていない。実際増えている理由は他にあるからだと。
まとめ
僕はパチスロを打たない人にディスクアップを勧めているわけではない。
ディスクアップに興味のない人にディスクアップを勧めているわけでもない。
ちょっと打ってみたいけど目押しが・・・と躊躇しているならばぜひ打ってみてほしい。
ただ波は荒いのでそこだけは覚悟してほしい(笑)
今回はディスクアップのやさしさについて書いてみました。