【ディスクアップ2】もう1度SINと10枚役の動作を考え直してみた(仮説2)

前に【ディスクアップ2】10枚役と中右の配列はとんでもない高難度パズルだった!と言う記事や【ディスクアップ2】SINの仕組みを考えてみた(仮説)と言う記事で10枚役やSINについて考察した。その後いろいろルールを覚えつつ考え直してみた。

根本的に考え方が違っていた!?

根本的にと言ってもまだ何が正しいのか
100%のことなんてわかっていない。

恐らくの話だ。

SINの捉え方がかなり違っていたのではないか?

それを説明していくうえでいくつかある優先制御
と言うものを把握する必要がある。

パチスロのリール制御を作るうえで何を優先して制御を決めるか?
と言う基本ルールがあり、それに沿って制御を作るのである。

ここがわからないとこの後の話も理解できなくなるので
説明していこうと思う。

優先制御って何があるの?

リプレイ優先制御

もうこれ最強!
何より強いリプレイ!
リプレイが成立したときは5号機以降取りこぼしちゃいけない!
もちろん変則押しでも取りこぼしはNG!
ボーナス成立中も必ずボーナスより優先してリプレイを揃える!

ここから先はリプレイより弱い優先順位ね!

ボーナス優先制御

払い出しのある小役とボーナスが同時に成立している場合
ボーナスを揃えられるところで押したら小役より優先して
ボーナスを揃える制御。

ジャグラーでペカッた後ブドウが成立しているときに
特定の打ち方でボーナスをはずしてブドウを取得するみたいなことしないと
ブドウより優先してボーナスが揃ってしまうやつ。

小役優先制御

ボーナスと払い出しのある小役が成立していた場合
小役が取得できるところならボーナスを蹴って小役を揃える制御。

現行機の大半がこれ。

ディスクアップ2で全リール成立ボーナス狙ったのに
10枚役が揃ったりするやつ。

スイカと青7が同時成立したときに青7を狙ってもスイカが揃うやつ。

ここまではボーナスと小役のどっちを優先して揃える?
っていう話だったが、ここからが重要。

払い出し枚数優先制御

払い出しの少ない小役と、払い出しの多い小役が同時に成立した場合
可能な限り多い方を優先する制御。

サンダーVリボルトで赤7チェリーとスイカが同時成立していている時
狙い方次第ではどちらも枠内に停止させ、目押しすれば15枚のスイカを
チェリーより優先して揃える。

この時払い出し枚数の少ない役を枠外に蹴ることも可能と思われる。

チェリー枠下に滑ってのスイカ揃いなど。

組み合わせ優先制御

払い出し枚数が少なくても、その盤面内で一番複合して
テンパイラインを作ったり役を取得できる形を優先する。

例えば、10枚役のベル1種と1枚役2種が成立している場合
払い出し枚数優先だと必ず10枚ベルを優先して揃えるが
組み合わせ優先制御だと10枚役はどう頑張っても1ラインでしか
テンパイできないが
1枚役だと同時に狙える形だと1枚役を優先した停止を取る

押し順AT機の基本概念であるし
逆押し枚数調整の基本概念でもある。

例:5.9号機ディスクアップの逆押し枚数調整時の組み合わせ

赤いラインは1枚役、青いラインは8枚役、合わせて11枚役
BIG中の右第1停止時のみ組み合わせ数優先と決めている事になる。

通常時はどこから押しても払い出し枚数優先の制御を持っている。
これはメーカーが開発時に決めることができる。

現段階でディスクアップ2の通常時は

  • ボーナス優先制御
  • 払い出し枚数優先制御(仮)

とする。

10枚役のフラグについて

10枚役成立時にどんなフラグが成立しているのか?

赤7頭の10枚役を例に説明していく。

まず基本の10枚役

これと同時に成立している10枚役

さらに10枚役の一部と同時に1枚役が成立している(配列は妄想)

10枚役だけ成立しているフラグと
10枚役と1枚役が同時に成立しているフラグが存在する事になる。
10枚役が5種類、1枚役が2種類。

枚数優先制御なら左に赤7さえ狙っていれば問題なく10枚役が揃うし
組み合わせ優先制御だったとしてもフラグ本数が
1:1:1:1:11:1(太文字が10枚、斜体字が1枚)なので
同じ数なら払い出し枚数の多い方を取って10枚を払い出す。

5:2と捉えるのではなく、右リールは各図柄別フラグと捉える。

現段階では何ら問題は発生していない。

SINを揃えた時の影響とは?

この時の捉え方を僕は間違っていたのだと思う。
とは言え今の段階でも自信をもって言えるものではない。

元々の捉え方である

SINを揃えると払い出し枚数優先制御から
組み合わせ優先制御に切り替えているのではないか?

と言う考え。
これはやはりあっているのではなかろうか?
だから実は…

裏で1枚役がいっぱい成立しているのではないか?

と言うのが今までの発想だった。

そう!ここが間違っているのではないかと思ったのだ。

SINのルールの中に

1の普通役物の作動により入賞に係る1の条件装置が作動する確率が上昇した場合における当該確率は、あらかじめ定められた1の値であること。

と言う何だかよくわからないルールがある。

1のと言う言葉がよくわからないがこれは
1つのとか1回のと言う読み取り方を僕はした。

普通役物の作動(=SINの入賞)により
条件装置が作動する確率が上昇した場合(=小役確率が上昇)した場合の
確率はあらかじめ定められた値であること(=最初から決めておいてね!)

SIN入賞で小役確率を変えることはできるけど
その確率は複数作っちゃだめだよ!

って事なんだと思った。

でもディスクアップ2においては
小役確率が上昇するならハズレが減る=出率上昇につながってしまうから
揃えない方が良いとはならない気がする。

なので小役確率云々は通常時もSINも変わっていないと思う。

ここでSINの別のルールが出てくる。

普通役物の作動により入賞に係る図柄の組合せの数が増加した場合における入賞に係る図柄の組合せの数は、すべての図柄の組合せの数の3分の1を超えるものでないこと。

いやお前何言ってんの?難しいねん!

と言うわけで僕の勝手な解釈で読んでみます。

普通役物の作動(=SIN入賞)によって
入賞図柄の組み合わせ(=小役入賞の配列パターン)の
数が増加した場合(=を増やした時)

全ての図柄組み合わせ(=全リール停止パターン)の
1/3を超えないもの

小役の組み合わせを増加させることができるらしい!?

BIG中のみ有効な役とかあるけどそれと似たような事?
SIN中だけ有効な小役の組み合わせを作ることができる!?

SIN入賞時は小役成立時に別の入賞形態を増やしてもいいよ
そのかわり全リールパターン(21×21×21)の

1/3以内までだよ!

と言う感じだと思う。

恐らくは、10枚役は本来

この5パターンなんだけど、SINの時だけパターン数を増やしてもいいよ!

このパターンも10枚にしていいよ!
って事だろうか?

そしてこれは憶測妄想だが
SIN入賞時はBIGなど同様にSINの優先制御を決めていいよ!
となっているのではないか?

だから

通常時は払い出し枚数優先制御だが
SINが揃ったゲームだけ組み合わせ優先制御

に切り替えられるのではないか?

これがSINが揃った時の役割だと考えた。

実際SIN入賞で何やってるの?

やってることは以下の2つではないか?

  • 小役入賞パターンの増加
  • 組み合わせ優先制御への切り替え

先ほどはわかりやすさ重視で10枚役のパターンを増やしてみたが
実際に増えるのは1枚役のパターンだと思われる。

その入賞パターン例として

この図柄組み合わせでの1枚役を増加させることをやっているのではないか?

何故この形なのか?と言うと

10枚役を蹴りつつ
赤7リプリプが入賞できる形に持ち込みたいから!

実際図柄が停止するとこうなる。

中リールのリプレイの上には必ずスイカとチェリーがあり
非常に使いやすい図柄に僕は感じた。

そしてこの停止形を取る条件としては…

10枚役のフラグの数である5種を上回らなければ
中リールの★を蹴れないと思うので
右で6種類の図柄が対応すると思われる。

右リールでどの図柄が対応できそうかと言うと消去法で…

右リール下段にリプレイが停止し1枚役が入賞した時
上段に1枚役が同時入賞してしまうといけないので
リプレイの2個上に必ずある図柄としてスイカはNG
となる。

また1枚役と同時に中段リプレイが入賞するのもおかしな話なので
右リールリプレイの上にある図柄
赤星/1枚葉チェリー/青7の3種類もNG
となる。

残った図柄は…
リプレイ/トゲリプレイ/青星/2枚葉チェリー/赤7/バー

見事6種類の図柄が残ったじゃないですか!

これで10枚役のフラグ数を上回ったので組み合わせ優先制御なら
1枚役が入賞する形になると思います。

これらの配列はSIN当該ゲームで10枚役が成立した時の話。
当該ゲームでボーナスが成立した時はもうそれはSINではないので

このパターンで停止しても1枚の払い出しは行われず
リーチ目となるはずです。

ついでなんでハサミ押し時も見てみよう

実はこれまでの仮説の中で
ハサミ押し時の制御もクリアしてしまっていると思われる。

どういうことか?と言うと…

ハサミ押し時に10枚で取りうるフラグの本数は

最大でこの2種類のフラグと思われます。

しかし右下段にリプレイを停止させたときは

SIN入賞で増加したチェリーとスイカも対応して
合計3種類のフラグが狙える形になり
10枚役の2種類を超えたため1枚役が優先されると思います。

まとめ

とりえあずこれで左第1停止時のSINの制御はできたんじゃないでしょうか?

ただし!
まだこれだと中や右を第1で押した時に不備が出ると思います。

またそれに関しては後々書いていこうと思います。

その時にはもっと正しい発想に行き着いている可能性もあります。

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