最近ディスクアップの記事ばかりだったので、久々にアクロス系を書いてみようと思う。今さらながらハナビ通を初打ちしてきたので、その感想やら、どの辺に差があるのやら、小役カウントしない感覚打ちが通用するかやら、ハナビと比較しながらつらつら記載していこうと思います。ハナビ通の設定Hに関してはまとめる意味が無いので除外します。
今回のおしながき
ハナビとハナビ通解析値の比較(通常)
ハナビ通の解析値(通常)
設定 | 1 | 2 | 5 | 6 |
BIG | 1/312.1 | 1/303.4 | 1/287.4 | 1/268.6 |
REG | 1/385.5 | 1/364.1 | 1/337.8 | 1/312.1 |
リプレイ | 1/7.33 | 1/7.34 | 1/7.34 | 1/7.34 |
風鈴 | 1/15.8 | 1/15.4 | 1/14.9 | 1/14.5 |
並行氷 | 1/56.5 | 1/55.7 | 1/55.0 | 1/55.7 |
斜め氷 | 1/1638.4 | 1/1638.4 | 1/1638.4 | 1/1638.4 |
チェリー | 1/19.9 | 1/19.9 | 1/19.6 | 1/19.9 |
レアチェリー | 1/241.8 | 1/241.8 | 1/239.2 | 1/239.2 |
確率だけ並べられてもちょっとわかりにくいと思いますので、実際のフラグの本数でハナビの1と6、ハナビ通の1と6を比較してみてみましょう。
左がハナビの1と6、右側がハナビ通の1と6で、全フラグ本数は65536本のクジです。確率でそのまま割って四捨五入しているので、少々の誤差はご容赦ください。
ハナビとハナビ通の通常時フラグ本数の比較
設定 | ハナビ1 | ハナビ6 | ハナビ通1 | ハナビ通6 |
BIG | 210 | 236 | 210 | 244 |
REG | 170 | 202 | 170 | 210 |
リプレイ | 8941 | 8929 | 8941 | 8929 |
風鈴 | 4185 | 4473 | 4148 | 4520 |
並行氷 | 1240 | 1364 | 1160 | 1177 |
斜め氷 | 40 | 44 | 40 | 40 |
チェリー | 3366 | 3382 | 3293 | 3293 |
レアチェリー | 269 | 274 | 271 | 274 |
このままだと何と何に差があり、比較できるポイントなのかわかりにくいので、それぞれの1と6の本数の差分を計算します。
ハナビとハナビ通の通常時フラグ本数の差分
設定 | ハナビ1と6の差 | ハナビ通1と6の差 | 2機種の差 |
BIG | 26 | 34 | 8 |
REG | 32 | 40 | 8 |
リプレイ | 12 | 12 | 0 |
風鈴 | 288 | 372 | 84 |
並行氷 | 124 | 17 | -107 |
斜め氷 | 4 | 0 | -4 |
チェリー | 16 | 0 | -16 |
レアチェリー | 5 | 3 | -2 |
表の見方はなんとなくわかるでしょうか?
若干ボーナス確率に高低の差はできたとはいえ、その差はわずか。
そして風鈴以外のフラグに関してはほぼ高低の差が無くなりました。
ハナビの時は風鈴と氷に差が設けられていましたが、その差は全て風鈴に集約された形に見えます。
要するに、ますます通常時は風鈴以外見るべき点が無くなったと言う事になります。
このままだと低設定のベースが下がり、機械割に影響してくるので、その分をREGの枚数調整にあてがったのではないかと思います。
この時点で全体を捉える打ち方ではなく、風鈴を見る打ち方になるので、感覚で打つと言う打ち方は難しくなります。ちゃんと風鈴数えようねって言う。
だってそれしか設定差が無いんだから、さすがにカウントするしかない。
通常時のコイン持ちもハナビは設定1と設定6で34.9G~36.8Gで差も1.9Gあるのに対し、ハナビ通は34.2G~35.7Gと持ちが悪い上に1.5Gの差しかないので、ハナビのように全体をフワッと捉える葉月さんの感覚打ちは通用しないだろうなと言う事がわかります。
この時点で葉月さんから見ると、ハナビが生きている限り、ハナビ通を打つ価値が見いだせないです。(ハナビ通好きな人ごめんね)
ハナビとハナビ通解析値の比較(RT)
ハナビ通の解析値(RT)
設定 | 1 | 2 | 5 | 6 |
HCリプレイ | 1/2.32 | 1/2.37 | 1/2.43 | 1/2.48 |
HCハズレ | 1/7.1 | 1/6.8 | 1/6.5 | 1/6.2 |
HGリプレイ | 1/1.54 | 1/1.56 | 1/1.59 | 1/1.62 |
HGハズレ | 1/13.6 | 1/12.7 | 1/11.4 | 1/10.3 |
※HC=ハナビチャレンジ(前半RT)
※HG=ハナビゲーム(後半RT)
これだけ見るとやはりRT中のリプレイやハズレは設定推測には重要って思いますね。これもハナビとのフラグ本数の差で見てみると・・・
ハナビとハナビ通のRT時フラグ本数の比較
設定 | ハナビ1 | ハナビ6 | ハナビ通1 | ハナビ通6 |
HCリプレイ | 28007 | 25600 | 28248 | 26426 |
HCハズレ | 9270 | 11280 | 9230 | 10570 |
HGリプレイ | 42281 | 39719 | 42556 | 40454 |
HGハズレ | 4905 | 6913 | 4819 | 6363 |
ハナビとハナビ通のRT時フラグ本数の差分
設定 | ハナビ1と6の差 | ハナビ通1と6の差 | 2機種の差 |
HCリプレイ | 2407 | 1822 | -585 |
HCハズレ | 2010 | 1340 | -670 |
HGリプレイ | 2562 | 2102 | -460 |
HGハズレ | 2008 | 1544 | -464 |
確かに差はあるのですが、ハナビに比べて設定差がギュッと縮められました。
設定1でも6でも1/11.5くらいに落ちついてしまう事が多くなるように感じます。それでも重要な推測要素である事には違いはありません。
要するに・・・設定推測に関してはハナビ以上に難度は上がっているのではないかと思いますし、コイン持ちが悪い分ボーナスを引けない時の負けが大きくなる傾向も読み取れます。
風鈴とRT中のフラグ以外に差が薄い為、風鈴引けてる限り高設定と思いこむしかないのだろうか?そんなの僕は嫌だなぁというイメージです。
この時点で選択してはやはりハナビが生きている限りはハナビを選択する事になりそうです。
もちろんお店がハナビ通に高設定を使うようであれば、おのずとハナビ通を選択するようになるのでしょうが、それを読み取るのも難しいですね。
はい、ここまで感覚打ちが通用するか?多分否!と言う感じに結論づいて、本編は終了。
ここからちょっとだけハナビ通を2つほど愚痴らせて下さい。
ある意味ここから本編ですw
どうしてこうなったハナビ通!!!
どうしてこうなった設定Hの機械割
ほんと、どうしてこうなったんだろう?
設定H、一応設定1256とは違うエクストラ的な設定。
まぁ大半の人は知ってるとは思うけど、50枚のコイン持ちが7000Gオーバーでボーナス確率が下げられてる設定。
実質ボーナス一回引ければ勝ち!って言う設定。
これ自体は面白い試みであるとは思うのだけど、何故設定6より機械割が高い設計にしたんだろうって。
設定丸わかりと言えば、サザンアイズの設定Cがあるけど、あれも実質設定1~6の間に収まる仕様。なんで設定Hを設定5程度の機械割(106%くらい)に設計出来なかったんだろうって。
コイン持ちは7000Gオーバーでいいから、ボーナス確率をもう少し下げれば良かっただけだよね。
ただ今後サザンアイズやディスクアップ、ロックマンアビリティのような台を作る為の試金石であるとするならば、理解はできる!
アクロスさん、どうなんですかね?
出た当初はリーチ目マシン、設定1でも100%オーバーと言われた台ですが、今やそれ以外の台の方がメリットが大きくなってますからね。
6号機で大変かもしれないけど、何か打開する策を見つけて打ちだしてほしいですね。
とりあえず今後への期待も含めてこれはこれで・・・さてさてもう一個。
どうしてこうなった斜め氷の確率
解析の確率を見ればすぐわかるのですが、斜め氷の確率が一律1/1638.4に設定されました。
別に元々確率の低い小役なのでどうでもいいと言えばいいのですが、なんかこの辺もこだわりを見せてほしかった。
ハナビの時は設定1~2の並行氷が1/52.85、斜め氷が1/1638.4で、設定5~6が1/48.05、1/1489.45でした。
これが何を指すかと言うと、4号機のハナビの氷成立時のリール制御テーブル選択率だと思うんですね。
4号機は同じフラグでも複数種類のリール制御を持つ事が出来て、フラグ抽選後にテーブル抽選を行い、制御を決めていました。
その際に、並行に揃う制御が氷成立時の31/32、斜めに揃う制御が1/32(厳密には4/128)で振り分けられ、それを再現したものだと僕は理解している。
(余談ですが、ハナビの時に氷もカウントした場合は、並行も斜めも同じ比率なので分けてカウントする必要はなかったんですよ。)
だとしたら、たった微差かもしれないが、設定1:1747、設定2or6:1/1723、設定5:1/1702というちょっとしたこだわりを見せてほしかった。
どうせ風鈴確率いじってるんだから、足りなくなったペイアウトはチェリーか風鈴に回してくれれば良かったのに。
この辺は5.9号機云々って話でもないと思うし・・・ただ単に僕のわがままなんだけどね(笑)
どうせその確率で差を設けた所で誰も気づかないしって。
でもなんか開発で取り組める部分を一カ所端折られた気がするんですよ。
5.9号機だから出来る事、出来ない事色々あるのかもしれませんが、設定Hを追加した事以外はどうしても全ての面においてハナビ劣化版に感じてしまいました。
ちょっとだけオカルト話です
あとこれはオカルトで、設計された数値無視の話ですが・・・
設定1の出率はハナビより辛くなる傾向にあるんじゃないですかね。
一応メーカー発表が完全攻略でハナビ同様100.5%なんでしょうが、僕は実質そのスペック出ないのではないか?と思っております。
それと、本当にフラグの偏りなんですが・・・変なリプレイ高確率状態に入りません?
あ、うん、オカルトであり、たまたま打った時にそう言う時もあっただけってのはわかってますよ。
ただな~~~~んとなくそんな気がしただけです(笑)
と言った所で今回のお話終了!