前回は仮説1として、筐体個体差について書きました。今回はもっと大きな要因と感じている、脳のフィジカルの面について書いていこうと思います。こちらも僕がそういう状態だったということを踏まえていますので、万人に適応するわけではありません。基本早目押しでミスする人が対象です。
脳の錯覚とは?

今回の記事では、本来こうあるべき!と思いつつも違った現象を感じ取っている状態を指します。
目押し迷子になり、どこで押しているのか、早いのか、遅いのかがわからなくなっている状態です。
これは単純に動画を撮って、自分は早目押しだ!と認識すれば修正される…というものではないのです。
その認識と現実にズレが生じるため、多くの人がひぐらし祭2目押し迷子病を患っているのではないかと思います。
ここをうまく対応することで僕自身随分改善しています。
僕の改善方法については次回の記事にしようと思います。
今回はなぜ脳の錯覚、ズレが発生すると思ったのかについて書いていきます。
錯覚の起こしやすいパターン

実はこの状況に陥りやすいパターンの機種って共通項があるのではないか?と僕は感じました。
その共通項を持つ台とは?
ロックマン、3×3EYES、ザクザク七福神、ひぐらし祭2…
何か感じませんか?
その何かとは、失敗したときに ぱっと見で 早ミスなのか、遅ミスなのかがハッキリしない台なのです。
反対にディスクアップのビタや、アクロスの枚数調整などは停止位置によって早かったか遅かったかがわかるので極端に目押し迷子にはなりにくい機種と感じます。
そして、これらの中間にいながら、補正のかけやすい台としてスナイパイ71があると考えます。
スナイパイ71はぱっと見ではハッキリしにくいながらも、早い遅いのジャッジを液晶で行ってくれることにより、脳は目押し位置を正しく認識することになります。
錯覚を起こす理由

ミスしたときに、ぱっと見で早ミスなのか遅ミスなのかがハッキリしないということが理由なのですが、もう少し掘り下げてみましょう。
ひぐらし祭2の中で目押し迷子を患っている人の多くのパターンとして…
BIG中はできるのに運命分岐ができない
という症状が多くあります。
そうなんです、ここにおかしな現象が発生していることが分かります。
実際押すポイントはほぼ間違いなく同じです。
そこには同一筐体であるため筐体個体差は発生しません。
なのにこの現象が発生している人が多いのです。
BIG中も動画を撮ってみると、押せているときは確かにきちんと押せているのです。
ミスを筐体のせいにしたい気持ちもありますが、この時ばかりは動画で証拠が残ってしまっています。
もちろん運命分岐はプレッシャーの影響も出るのでそれが理由でもあるのですが…
違いとして、BIG中はミスしたときにミスの理由が明らかになるのです。
早く押せば白7は上段に停止するし、遅く押せばバーが上段に停止する。
この見た目で脳は「あ、早かったからもう少し遅く押したらいいね!」とか「今のは遅かったから早く押したらいいね!」という補正をかけやすくなっている状態と僕は捉えました。
運命分岐中はというと、早ミスでも遅ミスでも同じ停止位置を取ってしまいます。
恐らくこれが早ミスなら白7が上段に止まって突入リプレイになるなら何ら問題がなかったのだと思います。
え?早いか遅いかは動画撮影したらすぐに分かるんだし、問題ないんじゃないの?って思いますよね?ね?
でもそれでも改善しないわけです、不思議ですね!
動画で判別しても補正されない理由

よし!自分は早ミスだ!遅く押すぞ!
やってみるもまた同じミス…これを繰り返している人もいるかもしれません。
僕もそうでした。
なぜ補正されないのか?
これは脳が完全に遅目押しと勘違いしていて、遅く押すことを拒絶しているからではないかと僕は思っています。
早く押しても、遅く押しても失敗時の最終的な停止出目は同じ。
これ実はパチスロにおいてはレアなケースなんです。
先ほど出した機種、ロックマン、3×3EYES、ザクザク七福神もそのレアパターンです。アクロスだとクランキーセレブレーションの枚数調整もその部類です。
通常パチスロで目押しミスなら、早く止まってミス扱いか、遅く押したから滑って行ってミス扱いのどちらかが普通なのです。
ハナビのリプレイハズシを思い浮かべてください、早ミスするとドンちゃんは下段に、遅いと七が中段に止まります。
これらの経験から補正をかけていくわけですが、ことレアパターンにおいては常に滑って行ってしまうため、今までのパチスロ経験から脳は「あ、遅く押してるから滑って行ったんだ!」と錯覚していると感じているのではないか。
もちろん動画で早目押しとわかっていても、実際は滑ってミス扱いになっているので、次同じチャンスが来た時に遅く押すことを脳が拒否しているのではないか?
だから本人はめっちゃ遅めに押したつもりなのに、実際動画で撮ってみるとまた早目押しをしている。
えっ?今遅く押したのに…そのジレンマと焦り、プレッシャーが負のスパイラルとなり、さらなる失敗を生んでいると僕は考えました。
これは無意識のものなので、補正しようがありません。というか補正してもそうなっているのですから。
僕自身、遅く遅くを意識しながらも、やはり早目押しでミスをしていました。
こんなことディスクアップではありません。むしろディスクアップなんて2連続でミスした回数なんて片手で足りるほどです。
そういう理由から、BIG中は押せるのに、運命分岐は過去のミスの経験が生かせず失敗を繰り返す…まさに繰り返す惨劇なのではないか?
どうやって改善するか?

僕自身まだ完全に改善は出来てはいませんが、随分マシになりました。
恐らくもう少し慣れれば90%は越えてくると思います。
その改善方法については今回の話の内容以外も含めて書いていこうと思いますので、次回の記事にしたいと思います。
いかがでしたでしょうか?なんかそんな気がするとか、思い当たる節もあるという人もいるのではないでしょうか?
あくまでも僕自身の経験則からの内容であり、脳の専門家ではありませんので実際そのようなメカニズムが働いているかどうかはわかりません。
しかし、実際その辺を意識しつつ改善していったので、次回は現段階までに踏んだプロセスを書いていこうと思います。
是非こちらのページもご覧ください!劇的に改善するかもしえません!
自分も、サザンアイズとA偽とジャイパル(笑)以外は早め狙いです。初代ドン2なんかほぼ1コマ滑らせてました。
でもミスる時はほぼ遅ミスなんですよ。プレッシャーでビビるとか、疲れて視線(姿勢)が下がるとかで。
位置調整は、目押しリールでというより、枠や隣リールなど基準つけながら、そこに当てる感じでやってます。
ひぐらし2は中リールの上中段の間のスペースに白7の右上の尖りを挿し込む感じで。
大花火なんかは毎回中リール上段にBARを止めて基準作ってました。
中段ビタってより、ここにビタって方が自分はやりやすいですね。
だから椅子が高くてリール枠が見辛い店でのBBの枚数調整が苦手です笑
サザンアイズの時に自分もよく迷子になったけれど、結論ミスは忘れて狙い変えないに落ち着きました。1コマの範囲ではなく、狙った1点にさえ押せてればいいのだからと。
早め遅めはその保険がけのつもりなので、サザンアイズにはそれが通用しないと割り切りました。
ドンドンさん
コメントありがとうございます
ジャイパルとか懐かしいですね!
僕は共通してたいていどの台でも上段に見えた図柄を押す感じで
大花火であれば扇子を上段に、ディスクもリプを上段に
ただ例外もあって、昔のネット台だけはリール奥が見えすぎて上段の基準が作りにくかったので
下段ラインで合わせていました
自分に合った目押し方法が見つかると楽になるのですが、それまでは悩む人も多いでしょうね
僕も座高がままあるのと、椅子が高いのは苦手です
どうしても高いところからみると早目押しをしてしまう癖があり、調整できないお店はかなりきついですね
目押しマシンは大好きなのでこれからもこういう楽しいものが出てくるといいなと思いますです!