【ひぐらし祭2】ボーナスはなぜハサミ押しで揃える?

前回はひぐらしのなく頃に祭2でのボーナス判別と揃え方の基礎を記事にしました。その際にどれもハサミ押しでボーナスを狙うことをオススメしましたが、なぜハサミ押しがいいのか?という事を制御を絡めてお勉強していきましょう!

なぜハサミ押しで揃えるのか?

理由は単純で、スイカの取りこぼしを防ぎつつ、ベルのこぼしと1枚役に邪魔されない揃え方になるからです。

フラグ察知後は最も効率よく損せずに揃えることができるからです。

答えは出しちゃったので、以下雑学です。

現行のボーナスタイプにおいて、ボーナス成立後の揃え方でリプレイに蹴られることはあっても、小役を取りこぼすことで揃わずイライラする機種は少ないかと思います。

ハナビでもディスクアップでも1枚メダルを入れてレバーを叩くことで、スイカが成立することはほぼありません。

過去に1度だけディスクアップで1枚掛けスイカが成立しました・・・1/16384です。

動画にも残ってるのでよかったら見てくださいね!

で・・・ひぐらし祭2は常時3枚掛けで、高確率(1/4.9)で取りこぼしのあるベルが成立するので、それに蹴られないようにするためにハサミ押しをオススメしているのです。

そのためには小役優先制御とボーナス優先制御を見ていきましょう!

小役優先制御とは?

現行のボーナスタイプの大半が小役優先制御と呼ばれる制御を採用しています。

アクロス系やディスクアップ、Aツイン、A偽、ハナハナ・・・もうほとんどが小役優先制御です。

ボーナスを揃える時に、ちゃんと狙ってるのにベルやチェリーが揃ったりしますよね?

ディスクアップで黒BIGとスイカが同時成立したときも、黒BIGとスイカを同時に狙うとスイカが揃いますよね?

ボーナスより小役を優先して揃えようとする制御を小役優先制御というのです。

あくまでも優先・・・なので成立した小役の種類と狙い方次第ではボーナスを揃えることができるのです。

ひぐらしのなく頃に祭2も小役優先制御なのでこのあたりを利用して効率よくボーナスを揃えよう!と考えた時、ハサミ押しの効率がよくなるのです。

ただし、避けることのできない最強のフラグもあって、リプレイはどの役よりも優先して揃うようになっています。

優先順位 リプレイ(絶対揃う)>(超えられない壁)>払い出しのある小役>ボーナス(小役をこぼしつつボーナスを狙える時に揃う)

になっているのです。

ボーナス優先制御とは?

まぁ大体想像できますよね?

ボーナス優先制御の反対なので、ボーナス成立時や成立後に狙えば、小役より優先してボーナスが揃う制御の事です。

現行機だと、ジャグラーシリーズ(過去機は5号機でも小役優先のジャグラーもある)やニューパルサーシリーズが代表だろうか?

ボーナス成立時もしくは成立後に小役も成立した場合、小役より優先してボーナスを揃えようとする制御です。

例えばマイジャグラーでチェリー重複時に画像の位置を目押しすると、チェリー(小役)より優先してボーナスを揃えようとするため、赤7を引き込んできます。

なのでジャグラーはボーナス成立後にブドウ抜きと言う技が出てくるわけですね!停止時に制御からブドウを察知したら、残りのリールのボーナスを外すことでブドウの払い出しを受ける技ですね!

ニューパルサーでチェリー重複時に、左チェリー枠内からBIGが成立したときに残りのリールにBIGを狙うと揃ってしまいます。

チェリー時に毎回7を狙って揃えて満足しているオジサンをよく見るのですが、BIGを外せばチェリー分7枚の払い出しを受けることができるので、ハサミで対角ボーナスから当たりを察知したら中リールでBIGを外して、次ゲーム1枚掛けで揃えるのがベストなのです。

それでも小役優先制御同様にリプレイが制御の最強役なので、優先順位としては

リプレイ(絶対揃う)>(超えられない壁)>ボーナス>払い出しのある小役

となるのです。

ひぐらしのボーナスを右押しで狙うとどうなるか?

小役優先制御のひぐらしのなく頃に祭2。

仮に赤7赤7白7のひぐらしボーナスが成立している状態を想定してみましょう。

まず、ひぐらしのなく頃に祭2の盤面上の有効ラインは上段or右下がりの2ラインとなっています。

これ以外のラインにボーナスを狙っても揃いません(仮に揃ったとしても発動しません)

あれ?ベルって右上がりに揃って7枚払い出してない?という点に関しては最後の方で説明します。

まぁまず右リールの中下段に赤7もしくは青7を狙うとスイカもこぼさないし、1枚役に邪魔されないし、右リール2色同時に狙えるよね?という発想になります。

この発想自体は悪くないし、通常Aタイプで複数のボーナスが存在する場合はそうやって絞り込みを行っていきます。

この時たまたま青7を下段に押したとき、他に何も成立していなければ、白7を上段に引き込み逆押し1確目(多分)が降臨して、赤7赤7白7か白7同色が確定するはずです。

残りのリールに赤7を狙えば上段に揃い、ひぐらしボーナス発動となるわけです。

ここまでは何ら問題ないですね?

ではこの時に2択ベルが成立していたらどうでしょう?

ボーナスより優先して小役を揃えようとするので、右上段にベルを止めようとします。

右上段にベルを止める時点ですべてのボーナス図柄は無効ライン(中段)にしか止まらない状態になります。

この時のベルが共通ベルや、左の2択が当たれば問題なく7枚回収できるのですが、左の2択を外すと取りこぼしとなり、3枚丸損となってしまうのです。

これが右から押したときにイラっとする要素ですね!

ひぐらしのボーナスを中押しで狙うとどうなるか?

あれ?中リールって赤7と白7の近いところがあるから、中中段に赤7を押したら赤頭なら赤7中段に止まるだろうし、白頭なら白7上段に止まって、頭色の判別できるんじゃね?

って思いますよね?

はいこの発想、通常のAタイプであれば、ボーナスの色の絞り込みに使えるのでよさそうな気がしますが、ひぐらしではあまり得策ではありません。

まず、右から押した場合は右リールでのスイカのこぼしがないので、スイカ成立時にも対応できますが、中で赤7をダイレクトに狙うとスイカ成立時は1リールで取りこぼしが確定します。

もちろん取りこぼしてるのでこの時点でボーナスを狙うことは可能です。

赤7赤7白7のひぐらしボーナスの成立を想定しているので、赤7が中段にビタッ!と停止します。

ですがこの後、右リールが3択になってしまいます。

赤オヤシロ以外がわかっていたとしても、白7or青7しか狙えません。

狙うとするなら右赤7か白7を狙うことで、次ゲーム同時に2色狙う形を残すのが最良の選択となるのと、確率的にオヤシロとひぐらしならひぐらしボーナスの可能性の方が高くなるので、右に狙う図柄は白7となり、今回はうまく揃う状態になります。

ただ言うほど悪い狙い方ではなく、これはこれでアリだと思います。

レア役+ボーナス後にこっそり安い演出でスイカなどが絡んでいると損しちゃうことと、1枚役も引き込んじゃうので、その点が少しだけデメリットなくらいです。

また右押し同様にベルが成立したときはベルを中段まで引き込んでしまい、赤7は枠下にすっ飛んでいきボーナスが揃わない状況になります。

ボーナス察知後は出来るだけベルの取りこぼしと1枚役でボーナスを蹴られたくない!という気持ちはあるので、ボーナスを揃えるという事を念頭に置くと、やはり最善の策ではないように思えます。

ひぐらしのボーナス左第1停止だとどうなるか?

ここまでの段階で分かっていることは、成立しているボーナスと小役がある場合は、小役を最優先に最大限引っ張り込む。

という事がわかっています。

では純粋に左を第1停止してみるとどうなるのか?

例によって赤7赤7白7のひぐらしボーナスが成立していることを前提に話を進めてみよう。

まず、左に赤7を狙った場合、スイカやリプレイが成立していない限り赤7が上段に停止します。

今まではベル成立で蹴られてましたよね?

でも左を第1で押した場合、ベルの時は赤7or白7(もしくは青7orバー)が左上段に停止するのです。

もちろんボーナスなら該当の色が上段に止まるのはそこしか有効ラインがないので当たり前ですね!

すなわち、今の状態ではベルを揃えることもできるし、ボーナスを揃えることもできる停止形を取っているのです。

で、ボーナスを揃える時はハサミ押しで!って言ったので、右リールに富竹とひぐらしを同時に狙えるように右中下段に青7を狙います。

この時、何も小役が成立していなければ素直に白7が上段に降ってきて、中リールに赤7を狙えば赤ひぐらしボーナスが揃うことは簡単に想像できます。

ではベル・・・そうですね共通ベルもしくは赤頭のベルが成立していたらどうなるか?と言うと・・・

ボーナスはテンパイせず、ベルが右上がりにテンパイし、中リールフリーでベルを取得することができます。

最後に白頭のベルが成立していたら?

これも心配ご無用で、その場合はすでに左リールに赤7を狙った時点で2択ベルの取りこぼしが確定しているので、あとは揃えられる役=ボーナスを優先して揃えるため、ボーナスがテンパイするのです。

中や右から押した場合は、まだ2択ベルの取りこぼしが確定していないので、機械はベルを優先して揃えようとしたのです。

優先順位のリプレイ>小役>ボーナスなんだけど、リプレイは成立していないし、取得できる小役が取りこぼし状態なので、優先順位としては1番低いボーナスだけが揃う状態になったっていう事です。

ベルは何で右上がりに揃うの?

途中でちょっと疑問に思ったかもしれないベルの成立ラインに関して。

上段ラインと右下がりラインしかないのに、ベルは右上がりに揃ってるよ?

って言うお話・・・

これ実は本当の7枚役は右下がりに揃ってるボーナス図柄/ベル/チェリーが7枚役なんです!

で、ボーナス図柄4種どれでもいいのが共通ベル。

左上段が赤7or青7からのベルが赤ベル。

左上段が白7orバーからのベルが白ベルなんです。

なので、赤ひぐらし成立時に左上段に赤7を止めた状態で赤ベルや共通ベルが成立していると、問題なくベルが揃い7枚の獲得。

白ベルが成立していた場合はすでに白7とバーは取りこぼしているので、残った揃えられる役という事でボーナスが揃うのです。

実はこの成立役はちゃんと液晶の配当表に分けて書かれています。

赤7青7/ベル/チェリー 7枚

白7バー/ベル/チェリー 7枚

みたいな感じで・・・1度確認してみてね!

他機種でも似た制御はある!

小役を取りこぼしてボーナスが揃うというのはひぐらしに限ったことではなく、他の小役優先制御でも同様の事が実は起こっています。

ハナビであれば、ドンBIG成立時に1枚掛けでチェリーが成立したとしたら、左に3連ドンを狙うとその時点でチェリーを取りこぼします。

ですが、そのままドンちゃんを狙うとドンちゃんが揃ってBIGボーナススタートです。

気付いてない人も多いですが、チェリーをこぼしている可能性も結構あります。

この時に単ドンを狙うとチェリーの取得ができるため1枚得しますがドンちゃんが揃うことはありません。

バーサスのロングウェイト発生時と言う記事でも紹介している狙うポイントBも同様の事ですね。

成立ゲームでボーナスを全種狙いたい!という前提の上で止める手段として紹介していますが・・・

通常バーサスの赤7BIG成立時は必ずスイカブランク赤7という1枚役が同時成立しています。

左に赤7を狙って、右普通に赤7を狙うと必ずスイカと赤7がテンパイしてしまい、赤7のズレ目になってしまうのです。

しかし、バーを下段に押すことでREGも狙いつつ、4コマ滑らせて赤7を上段まで引き込むとスイカのテンパイラインまでは届かないので、1枚役を取りこぼし、赤7がテンパイし、赤7BIGを揃えることができるという手順です。

まとめ

今回はまーまーのボリュームでのお勉強会となりましたが、理解できましたか?

ひぐらしに限らず、こういうルールを知っていると、押す位置を探したり、滑りなど、楽しむ要素が増えてくるのでよりAタイプの打ち方が広がるかと思います。

ディスクアップも例外ではないので今まで僕が動画で解説しているパターンなどを制御ルールをもとに想像してもらえれば「あーーー!」って納得できる部分も増えるんじゃないかと思いますので、また見てみてね!

というわけでお疲れ様でした!

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