最近良く行くお店にロックマンアビリティが1台導入され、打つ人がいないのでチマチマ回しています。ディスクアップとは違う仕様で最低設定でも103%と言う機種だが、正直ディスクアップ以上に目押し上級者向け。どの辺が甘くて、どの辺が面白いのか?を見ていこうと思う。
目押し上級者向けの機種です!!
このブログでもディスクアップに関しては、多少ビタ押しの精度が悪くてもみんなに楽しんでほしい機種として紹介してきました。
しかしこのロックマンアビリティはかなりの上級者向けです。
そのあたりが前提条件につくので、ハードルとしては高めの機種です。
その分、ディスクアップより技術差や知識差が出る可能性もあるので、打つメリットはあるかと思います。
とりあえずどのあたりが上級者向けかと言うと・・・
- ボーナス察知判別が複雑
- BIGREGともにビタ要素や残り枚数で打ち方が変わる可能性アリ
- RT突入のビタ要求が1発勝負!
- RT突入のビタがその時に寄り狙う場所が変わる(全6カ所)
技術面だけ見ても仕方が無いので、どういう気持ちで打つと楽しいか見ていこう。
通常時の心構え
とにかくボーナスが重い・・・最高設定であるHでもディスクアップの設定1くらいでしかボーナスが当たらない。
ただなんといいますか、体感ですけど、不思議な偏りでボーナス連打もある。ディスクアップより当たりにくいはずなのに(笑)
とは言え、やはりハマリはキツイ印象が残るので、ある程度耐える気持ちは必要かもしれない。
機械割の甘さと、設置台数の関係から恐らく世のロックマンアビリティの多くは設定4(この機種は456Hなので4と呼ばれるものが最低設定です)と想定はできる。
あとは個人的な趣味の問題ですが、僕自身はディスクアップのようなリーチ目=ボーナスと言うマシンの方が好きです。ロックマンはレア小役、主にチャンス目とスイカ待ちで、そこから連続演出を展開し、ボーナスに期待すると言う機種。
レア小役待ちと言うのは実は苦手だったりします。
苦手=嫌いでは無いよ。5号機当初の機種はそう言うのばかりだったし、リングにかけろとか、スパイダーマンとか面白かったもん!ひぐらし祭も面白かったね!
その分高設定ほど単独ボーナス確率が上がるので、リプレイor単独の謎ボーナスにワクワクできる台でもあります。早い段階でスーパー以外のボーナスが単独成立すると期待します。
ボーナス察知も慣れると楽しい
ボーナスも複数種類あって、リーチ目の出やすい種類や通常出目の出やすい種類等あるのですが、少なくともスーパー1種、BIG3種、REG2種の全部で6パターン存在するので、何もわからないと察知や判別が難しい。
特に、成立しているかどうかわからない中での判別を行うと言う事や、どうしても一発で揃える方法等が無いのでややストレスになる部分はある。
が、チャンス役を引いた後、連続演出に発展し、ボーナス告知まで5Gほど消費してしまう為、告知される前にボーナスを揃える事ができた時の自己満足感は高い。
この楽しさどこかで…って思ったら5号機最初の方のデビルメイクライ3(DMC3)じゃないか。
奇しくもDMC3のメーカーはRODEOながら扱っている題材はカプコン(エンターライズ)と言う偶然。どちらもボーナス重い系機種だし、偶然にしてはよく出来ている。事実は小説より奇なりとはこのことか。
確かにゲーム性もレア小役からの重複待ちと言うシステムまで似通っている。
ボーナス察知時に右第1停止で紫7(ワイリー)を狙う場面があるのだが、4コマ滑ってバーを上段まで引きこんだときの爽快感を味わう為にあるのかもしれない。
ちなみに4コマ滑ってバーを上段まで引きこんだ時点でスーパーBIG確定!
この機種特有の4択1枚役(アタック目)をくぐりぬけて、スマートにボーナスを揃えられるようになると上達した感を得られるんじゃないかな?
どうやったらアタック目をかいくぐれるか?等はリール制御のルールを熟知すれば思いつく手段だけに、パチスロの仕組みを勉強できる部分でもあると思う。どう頑張っても1/4でかいくぐれないので、その時は仕方ないねw
何故1/4でかいくぐれないのかも、リール制御と成立役から学べる部分があるので、面白いと思う。
こういう少し深い所も把握しつつボーナス察知と言うのは面倒だし、一般ウケはしないだろうなとは思うけど、4号機のころも如何に意地わる制御をうけないで揃えるか等が機種によってはあったので、当時を思い出す面もある。
要求される高めのビタ技術
これが一番打ちにくい要因かもしれないが・・・要求されるビタ技術はディスクアップの比では無い。
BIG中は15枚役を取得する為に、AA(アビリティーアタック:RT突入ゲーム)では80GのRTを獲得する為にビタが必須となる。
BIG中は不問15枚役と、1枚役と15枚役が同時成立する役があり、後者を引いた時は左リールのビタ押しが必要となる。ノーマルBIGで6回くらいはビタを要求される。失敗しても1枚の獲得になるだけだが、何度も失敗していると獲得枚数的にドンドン損をしてしまう。
なんだ面倒だなって思うかもしれないが、4号機の頃だって大花火を代表にビタはずしにみんなプレッシャーを感じながら戦っていたのだ。
ダイナマイトと言う機種では、全リールビタで押す事で15枚獲得していたのだ。
そしてそのビタはずしのプレッシャーを体験できるのがRT突入ゲームのAA(アビリティアタック)。
ディスクアップ1BIG分のビタが1Gに集約されるイメージ。
成功すれば80GのRT!失敗すれば30GのRT!
安心安全の逆押しで55GのRT!
稀に来る押し位置、押し順不問の200G(チャンスマン)!
ビタ失敗してズルーン!と滑っている時は正に大花火でチェリーをまたいでリプレイが揃う感覚。「あっ!」と言う瞬間。
これがそんなに重要なのか?と言うと重要。
この機種は頭の方でも書いているがボーナスが重い。そのボーナスの重さとREGの獲得枚数の少なさ(57枚くらいしか取れない)を補うのがRT。
RT80Gをゲットできれば、純増0.3枚なので約25枚のメダルを増やしつつ、80G(120枚相当)を無料で消化できる。
早い話が、REG1回分以上(120枚+25枚)の重みがそこにある。
そしてこれが計算上50%で連荘する。
これこそがロックマンアビリティの甘さの根幹。
ビタミスすれば30Gなので50枚程度の重みなのだから。
また300Gに一回はこの50%チャンスが来ると考えれば、ただハマってしまうより支えになるものはある。50%引けない(リプレイを引いてしまう)とガッカリ感ハンパ無いですが・・・
ディスクアップのように1度ART入れてハイパー引ければビタ不問で!なんて甘いものではない。無論このディスクアップの設計は好きだw
やはりそこはみんなに打ってほしいと言う開発者の思いと、初代を踏襲したゲーム性が含まれているから。
それでもロックマンアビリティのような尖った台があっても良いと思う。
Aタイプ系の台としては、扱っているキャラクターの見た目とは裏腹に、プレイヤーに求めるスペックはかなり尖っているのだ。
ボーナス察知もそうだし、度々強いられるビタ押しもそうだし、1回のビタが重いのもそうだし、確かに一般ウケは難しいだろうなと言うのはよくわかる。
そういう面を考えると4号機ライクで硬派なのは?って言ったら僕はロックマンアビリティなんじゃないかな?って思う。
難点は演出面か?
打っていてやはり気になるのは演出面に明らかな強弱があり、どちらもレア役演出なんだけど、重複に関しては期待できるかどうかがわかりやすい面がある。
えっ?重複してたの?って言う場面には中々お目にかかる事は無い。
ただ反対に強演出が発生した時はかなり期待を持てる仕様。
色々期待感を煽られるより、レア役を引いた時点である程度重複の有無が分かった方が良いと言う人には向いていると思う。
僕自身もハッキリしている方が好きなタイプではあるのだが、基本的にハマる傾向にある台なだけに、弱演出ハズレを繰り返されるとさすがにまたか・・・と言う気持ちはわいてくる。
この辺は仕様の問題で難しい所ですね。
アツイ時にはアツイ演出にしたい!と言う気持ちはあると思うので、どうしても仕方のない所かとも思う。
まとめ
独特なリール制御やわかりにくさ、稼働の低さや設置台数の少なさ等、触れる機会の少ない台かもしれないし、世の中ディスクアップの人気に圧倒されてしまったので余計に打つ事の無かった機種かもしれないが、作り込まれた面白さはきちんと持っていると思います。
ただそれは僕も1度目打った時はなんじゃこりゃ!って記事書きましたが、最近になってジワジワと打ちたい気持ちにさせてくれる台になりました。
中でもひぐらしの鳴く頃に祭が好きな人には、時間はかかるかもしれないが、好きになって貰えるのではないかと内心思っていたりします。
僕から見ればディスクアップもロックマンアビリティもビタ技術に関しては大差ない機種ですので、最近ディスクアップばかりだなぁ~感のある人はロックマンアビリティのビタ1発勝負でヒリついてみてはいかがでしょうか?
この機種は初回の1回目では面白さの伝わりにくいスルメ機種なのではないかと僕は思います。
あ・・・あとトランシーかわいいよ!「ふっとべーーー!!!」(笑)