バーサスの設定推測について。今回は賛否ある内容となりますが、僕はそうやって推測している…という視点で書いています。ブログの構成上否定的に記述する部分もありますが、実際は推測手段は人の数だけあるので、完全に否定しているわけではないという認識でお願いします。バーサスとしていますが、ハナビやディスクアップなど推測手順が似ているものは応用がききます。
設定は中段V揃いを引くまでわからない!
先に答えを出しておきますね。
結論から言いますと、全体的にフワッとありそうかも?って思ってから、BIG中に中段V揃いを引くまでは厳密に設定はわからないです。
なので最後の最後は中段V揃い。
ハナビならBIG中ハズレ、ディスクアップなら乗せ無しを引くまでは設定を断定できないです。
そこに至るまでのプロセスを順に記載してきます。
小役を数えても設定はわからない!
Aタイプって大体小役に設定差があり、数えることで推測要素の1つにするわけですが・・・
正直小役を数えて思った設定だったことってほぼほぼ無いですね。
最終的に落ち着くことはありますが・・・
例えばバーサスのを見てみると、ベルの確率に設定差があり以下のようになっています。
設定 | ベル |
1 | 1/13.5 |
2 | 1/13.2 |
5 | 1/12.9 |
6 | 1/12.5 |
高設定程ベルが成立するというのは見て取れます。
しかしですね、仮に設定6でも2000G程度回した時に1/15になることもあれば1/10になることもあります。
それと同等の事が設定1でも起きてしまうのです。
先日設定6を打つことがあったのですが、最初の750Gでベル確率はなんと1/15.5!
ハナビの低設定かよ!
途中で高設定!と確信したため数えるのをやめましたが、3000G程度回した時のベル確率は1/13.5~1/14くらいだったと思います。
結局どの機種でも確率に1割も差が無いフラグに関して明確に感じ取ることは難しいです。ジャグラーのブドウもそうだし、ハナハナのベルもそうです。
ただ数えることが悪いというわけではなく、この確率をもとに設定推測して押し引きを決めることができないという事です。
打ち終わった時にどの程度か?という答え合わせの一環としては使えるかもしれません。
実際によく「あ~・・・また小役だけ引ける1か~」なんてことは日常茶飯事です。
実際に推測ツールさんなんかは機械的にこの辺は理解しているらしく、確率計算上、設定が上だろうが下だろうがどんな数字にもなるというイメージで設定推測値を算出してきます。
RT中のハズレについて
RT中のハズレにも設定差があり、これも重要な要素になっています。
その数字は以下の通り。
設定 | VSCHANCE(前半) | VSGAME(後半) |
1 | 1/6.42 | 1/10.83 |
2 | 1/6.14 | 1/9.71 |
5 | 1/5.87 | 1/8.80 |
6 | 1/5.41 | 1/7.60 |
僕の場合は前半も後半も両方数えています。
そしてここからわかることは・・・
たまに6だけ感じ取ることができる事がある!
もしくは、6だけ粘る要素を作ってくれることがある!
という事です。
どういう事?って思うかもしれませんが・・・
ハッキリ言います・・・1~5の区別ができません!w
これ本当に上手にできてますわ・・・
とは言え、通常時のベルより分母が軽く、それなりに差はあるので使い勝手はいいです。
ただ通常時100Gくらいの試行で、1/9と1/11の小役の区別がつきますか?と言われるとつかないよね?って言うのと同じで、5回RT消化しても明確にはつかめません。
じゃぁこのブログでも紹介してるけど比率判別って使えるんじゃないの?って言われると、打ち終わるころには使えるかもね・・・って感じです。
比率判別って言われると万能っぽく聞こえるかもしれませんが、実は結構な落とし穴もあるんです。それはまた今度機会があれば書きます。
なのでこのRT中は何を見るかと言うと、ハズレを引けていれば高設定への挑戦権を獲得くらいに見ます。
その時も比率なんかではなく、何分の一で引けてるか?という絶対的数字の方を見るようにしています。
僕の場合は通常時の小役が悪くても、RT中が良ければ様子を見ます。
反対に小役が良くても、RT中が悪いと粘ることはほとんどありません。
ちなみに直近の6を打った時は、後半RTの一番いい時で初回RTで7回もハズレを引いた1/2.85~途中1/9くらいまで落ちるというレンジを取りました。最終的には6の数字程度にはなっていました。
設定5だと1/7~1/15くらいの範囲を取りやすくなるので1との区別がつかないし、1でも1/9~1/20くらいの範囲を取りやすくなるので上振れると5との区別がつかなくなります。
BIG中のフラグで判断する
冒頭にも書きましたが結論はこれです。
要するに通常時やちょこまかと消化するRTで高設定への挑戦権を獲得したら、あとは高設定を決めてくれるフラグ待ち状態になります。
設定 | 上下段V揃い | 中段V揃い | ハズレ |
1 | 1/496.48 | 1/16384.0 | 無し |
2 | 1/248.24 | 1/16384.0 | 1/799.22 |
5 | 1/496.48 | 1/799.22 | 1/799.22 |
6 | 1/248.24 | 1/799.22 | 1/799.22 |
設定5~6であれば、ハズレと中段V揃いは合わせて1/400で成立する。
BIGの消化ゲーム数は24G。
BIGを16回引くと設定5~6なら60%強示唆してくれることになる。
という事は・・・BIGを引けば引くほど、中段V揃いやハズレを引けないと低設定の可能性が上がってきてしまうのだ。
中段V揃いは設定1~2でも1/16384で出現する(僕は引いたことがないです)のでたった1回だと騙されるんじゃ?って思うかもしれないが、ここで有効になるのがRT中に獲得した高設定への挑戦権なのです。
挑戦権+中段V揃い=たった1回でも信頼度激高になるのです。
これはディスクの乗せ無しも同じと捉えています。
乗せ無しが出たから高設定なんじゃなくて、高設定っぽい挙動(A重複異色や、チェリーREG、通常時やけに小役が出るとか、ART中ハズレや共通9枚が多いなど)をつかみ取りつつ、乗せ無しで確信を得る感じです。
ジャグラーにはこれらの要素が無いので、どれだけREGを引こうが、どれだけブドウを引こうが設定がわからないになるのです。
この手の低設定と高設定で差の大きいフラグを引いて騙された!って言う人もいますが、他の要素が強いうえでの強い根拠です。
なので朝一引いた場合はあくまでも引いた・・・という事は覚えておき、他に強めの要素があるときに思い出してあげるのがいい使い方かと思います。
ボーナスの引きで見る
皆さん知っての通り?ボーナスにはあまり大きな設定差がありません。
設定 | BIG | REG | 合算 |
1 | 1/298 | 1/410 | 1/173 |
2 | 1/290 | 1/381 | 1/165 |
5 | 1/283 | 1/356 | 1/158 |
6 | 1/269 | 1/334 | 1/149 |
ですが、よほど強い根拠がない限りはボーナスが引けない場合、RTも消化できませんが逃げることも視野に入れておかないと、闇雲にメダルを入れることになります。
REGに多少設定差があり、単独REGが一番大きな差のあるフラグとされています。
設定 | REG |
1 | 1/2048 |
2 | 1/1638 |
5 | 1/1365 |
6 | 1/1260 |
ガッ!こんな分母のフラグ期待してはいけません。
ディスクアップの1/300ですら安定しないのに、こんなフラグが設定値に沿っておとなしく出てくるなんて思えません。
出ないよりは出た方がいいけど、出たからと言って信用に値するか?と言うと信用は出来ない。
ボーナスに関しては引けるか引けないか、全体的にフワッと見る感じで、根拠が弱いなら引けないしやめるか・・・という考え方も無しではないと僕は考えます。
仮に高設定だったとしてもわからなものは仕方ないと思います。
まとめ
今回の記事内容に関しては賛否あるかと思います。
ブログや動画なら「ベルが1/12なら高設定のチャンス!粘る価値あり!」みたいな一般論を示すのが普通であることも認識しています。
せめてエヴァまごころ(初代)~真実の翼くらい通常時とBIG中に差があれば意味も成すのですが、現状稼働している機械はどれも差が薄すぎます。
2000G回したところで設定2と5の差はベルだけで見たらわずか3.5個ですからね。
なので実際は凄く細かい数字を分析して設定を推測しているわけではなく、RTを中心に粘るかどうか決めていき、小役がいいから粘るヤメるという判断はしていないという感じのフローなのです。
そんなやり方じゃ高設定捨てるかもしれないじゃないか!という意見もあるかもしれません。
でも1000G~2000G程度小役数えて悪いからやめますをやるんだったら、結局高設定を捨てる可能性は付きまとうのです。
それに、全台系要素でもない限り、設定1を打たされている可能性の方が必然的に高いのです。
結果、ハナビバーサスを中心にアクロスを打ってきましたが、ディスクアップ含め、今回のような感じで設定推測につなげ、確実に自信がある時だけ追うというスタンスで何年も立ち回ってきました。
正直打つのに小役カウンタもいらないかなと思ってるし、元が甘い機種なので、こんな感じでもプラス収支でやってこれているという事で、僕に適した設定推測と立ち回りとして捉えています。