【ディスクアップ2】共通10枚役に大きな差があっても設定推測されにくい訳

前回の記事【ディスクアップ2】共通10枚役に1と6で倍近い差があると予想した理由のまとめで『なぜこれだけの差を設けているのに設定推測が難解なのか?と言う部分を書いてみようと思います。』と勢いで書いてしまたのでその辺をまとめていきます。

通常時共通10枚役がバレないから!

今回はこの章1つに全部書きます!

何言ってるの?
前作も含め通常時はわかるわけないじゃん?

と思った人もいる事でしょう。

でも前作のディスクアップだと9枚役は以下の特徴があったのです。

  • 3択9枚役は予告音以外の演出が発生しない
  • 共通9枚役は無演出を含むすべての9枚役対応演出が発生する

と言う事は、弱ラジカセや1消灯以上、ペラポンと言った演出から
9枚役が揃った場合は全て共通9枚役とわかる。

不明になるのは無演出と、予告音のみで成立した場合のみ。

そして2019年5月12日に以下のような記事を投稿した。

ディスクアップの設定推測の肝は共通9枚役にアリ!?

あまり相手にされない記事だったが、実は結構有効な内容だったのだ。

記事中でも実践値として共通9枚役が確定する演出は

共通9枚役成立時の54%で発生するのでは?

と言う予測を立てている。

そこから約2年近く経過した2021年1月発売の
ディスクアップの経典のなかで演出発生頻度が掲載されていた。

共通9枚役が確定する演出発生頻度は55.9%。

その結果通常時の共通9枚役を数える作業は割と有効だったのです。

これが名のある人が書いた文章なら瞬く間に広がったと思うよ。

で、今回のディスクアップ2ですが…

発生時点で小役が確定する演出以外はほぼ全て
3択10枚役とSINが存在する!

だからバレないのです!

例えば、キャラ登場演出シンディ以上とか、強ラジカセと言う
発生した時点で小役が確定するもの以外は3択もSINもあるのだ。

それはペラポンも例外ではないと考える。

要するに、演出の結果は第1停止をした後に分岐しているのだ。

だから打ち手は今揃っている10枚役が
共通10枚なのか3択10枚なのかの判別は不可能なのです。

かつ高確率(1/3.8前後)で3択10枚役が成立しているため
そこそこの頻度で10枚役が獲得でき
それももちろん演出付きでも発生するため打ち手は…

前作のような共通10枚が引けてない感がない!

と言う現象になる。

だから共通10枚役に2倍近い設定差を設けたところで通常時からは
全く読むことはできない。

そして1/30~1/60くらいのフラグなら
たかだかATを500Gや1000G消化されたところでほぼバレない。

ATを1500Gも消化する頃には
総ゲーム数は大体4500~5000Gほど回していることになる。

もはやその域でならバレても何ら問題ないということになる。

なぜかなりの確率差を設けてもバレバレにならないのか?
と言う理由はこれらの理由で成り立っていると思われる。

ホントディスク2の作りはスゴイです。

【ディスクアップ2】共通10枚役に1と6で倍近い差があると予想した理由

ディスクアップ2において共通10枚役と言う役が存在する。この確率にめちゃくちゃ大きい差が存在すると予想した。どうしてそこに至ったのかを順を追って解説していきます。ただし解説するのは至った理由であって、確率を正しく求めた結果ではありませんので悪しからず。

予想に至るまでの下準備

ディスクアップ稼働当初から
設定1の通常時のコイン持ちだけは表に出てきていた。

50枚当たりのゲーム数38G(設定1)

この時点で設定1とそうじゃない設定には差があるのは明白だと思う。

そしてAT中の純増枚数は1G+0.5枚と数字も表に出ていた。

新装初日に6000Gほど回せたので
その体感数値をもとに不明な数字を予想しに行った。

初日に打った台はトロフィーなどの確定する要素は出なかったものの

  • 異色BIG3回
  • チェリー+REG0回
  • ノーマルBIG19回で乗せ無しが2回

と言う要素から下ではないだろうという予想に至った。

この日はAT比率も高く3684G消化できて
共通10枚役は124回の約1/30と言う結果だった。

スイカとチェリーもマイスロの結果に残っているのでそれを参照する。

ここまでの段階で準備できたものは…

  • AT中共通10枚役が1/29.71
  • スイカ確率が1/51.38
  • チェリー確率が1/34.55
  • AT中の純増は0.5枚であること
  • 恐らく設定は5~6じゃなかろうか?

AT中の純増帳尻合わせで計算してみる

ディスクアップには1枚役も存在するが
これは機械割や純増減に影響を与えるほどのものではないと考えるので
無視するものとする。

と言う事で帳尻合わせ計算に参照するフラグは以下のものとする。

  • リプレイ(確率不明:通例で1/7.3)
  • 3択10枚役(確率不明:完全に不明)
  • 共通10枚役(実践値:1/29.71)
  • スイカ(実践値:1/51.38)
  • チェリー(実践値:1/34.55)

この中で参照する確率が決まってないものは
ハズレとリプレイと3択10枚役だが
3つも決まっていないものがあると計算できないので
リプレイは通例で1/7.3として計算する。

さぁこれを計算シートに当てはめると…

3択10枚役を1/3.93に調整すると
AT中純増枚数が+0.5枚になりました。

この数字をもとに通常時を計算します。
3択確率を1/3すればいいだけだと思うので…

50枚で41.97G
なんか高設定域ならこうなりそう…と言う数字が算出されました。
あながち間違ってなくね?と言うイメージです。

設定1ベース50枚38Gに調整する

前の数字がどうも条件的にも高設定域っぽいぞと言うのが見えました。
では今度は設定1の数字になるにはどうしたらいいか?
を考えていきます。

初打ちの時はスイカ確率もチェリー確率も出ていなかったので
とりあえず高設定域の物を使います。
配当4~5枚のものなのでそこまで影響は出ないだろうという判断です。

なのでここからはパズルゲームで
3択10枚と共通10枚のバランスを変化させていき
AT中+0.5、通常時38G程度に合わせていく作業です。

その結果…

このあたりが最もバランスが取れる数字かと思う。

今までのAT機だとAT役が全設定共通なので意識されてなかったけど
ディスクアップ2はAT役に設定差が存在すると思う。
むしろしないと計算できないと思うのです。

この時点で共通10枚役が倍近い差があるのでは?
と予想しました。

だからと言って予想だからあってるとも限らないし
そもそも俺算数苦手じゃね?ってのが問題です。

発表されたレア役確率で計算してみる

スイカとチェリーの確率は現段階で発表されているので
その数字を当てはめてみる。

まずは設定1から…

推定設定6…

その結果…

多少のズレは存在するが予測するうえではその程度はあるよね?
と言う感じの誤差だと僕は捉える。

まとめ

この記事は解析値ではなく、個人の予想であるという事はご了承ください。

ただそれにしてはそこそこ綺麗に数字が収まった気がするので
あながち間違って無さそうだぞ?

と言う感じでツイッターでも呟きました。

そもそも2月8日時点の呟きですからねw
信頼度はお察しでw

次回はなぜこれだけの差を設けているのに設定推測が難解なのか?
と言う部分を書いてみようと思います。