【ディスクアップ2】共通10枚役に1と6で倍近い差があると予想した理由

ディスクアップ2において共通10枚役と言う役が存在する。この確率にめちゃくちゃ大きい差が存在すると予想した。どうしてそこに至ったのかを順を追って解説していきます。ただし解説するのは至った理由であって、確率を正しく求めた結果ではありませんので悪しからず。

予想に至るまでの下準備

ディスクアップ稼働当初から
設定1の通常時のコイン持ちだけは表に出てきていた。

50枚当たりのゲーム数38G(設定1)

この時点で設定1とそうじゃない設定には差があるのは明白だと思う。

そしてAT中の純増枚数は1G+0.5枚と数字も表に出ていた。

新装初日に6000Gほど回せたので
その体感数値をもとに不明な数字を予想しに行った。

初日に打った台はトロフィーなどの確定する要素は出なかったものの

  • 異色BIG3回
  • チェリー+REG0回
  • ノーマルBIG19回で乗せ無しが2回

と言う要素から下ではないだろうという予想に至った。

この日はAT比率も高く3684G消化できて
共通10枚役は124回の約1/30と言う結果だった。

スイカとチェリーもマイスロの結果に残っているのでそれを参照する。

ここまでの段階で準備できたものは…

  • AT中共通10枚役が1/29.71
  • スイカ確率が1/51.38
  • チェリー確率が1/34.55
  • AT中の純増は0.5枚であること
  • 恐らく設定は5~6じゃなかろうか?

AT中の純増帳尻合わせで計算してみる

ディスクアップには1枚役も存在するが
これは機械割や純増減に影響を与えるほどのものではないと考えるので
無視するものとする。

と言う事で帳尻合わせ計算に参照するフラグは以下のものとする。

  • リプレイ(確率不明:通例で1/7.3)
  • 3択10枚役(確率不明:完全に不明)
  • 共通10枚役(実践値:1/29.71)
  • スイカ(実践値:1/51.38)
  • チェリー(実践値:1/34.55)

この中で参照する確率が決まってないものは
ハズレとリプレイと3択10枚役だが
3つも決まっていないものがあると計算できないので
リプレイは通例で1/7.3として計算する。

さぁこれを計算シートに当てはめると…

3択10枚役を1/3.93に調整すると
AT中純増枚数が+0.5枚になりました。

この数字をもとに通常時を計算します。
3択確率を1/3すればいいだけだと思うので…

50枚で41.97G
なんか高設定域ならこうなりそう…と言う数字が算出されました。
あながち間違ってなくね?と言うイメージです。

設定1ベース50枚38Gに調整する

前の数字がどうも条件的にも高設定域っぽいぞと言うのが見えました。
では今度は設定1の数字になるにはどうしたらいいか?
を考えていきます。

初打ちの時はスイカ確率もチェリー確率も出ていなかったので
とりあえず高設定域の物を使います。
配当4~5枚のものなのでそこまで影響は出ないだろうという判断です。

なのでここからはパズルゲームで
3択10枚と共通10枚のバランスを変化させていき
AT中+0.5、通常時38G程度に合わせていく作業です。

その結果…

このあたりが最もバランスが取れる数字かと思う。

今までのAT機だとAT役が全設定共通なので意識されてなかったけど
ディスクアップ2はAT役に設定差が存在すると思う。
むしろしないと計算できないと思うのです。

この時点で共通10枚役が倍近い差があるのでは?
と予想しました。

だからと言って予想だからあってるとも限らないし
そもそも俺算数苦手じゃね?ってのが問題です。

発表されたレア役確率で計算してみる

スイカとチェリーの確率は現段階で発表されているので
その数字を当てはめてみる。

まずは設定1から…

推定設定6…

その結果…

多少のズレは存在するが予測するうえではその程度はあるよね?
と言う感じの誤差だと僕は捉える。

まとめ

この記事は解析値ではなく、個人の予想であるという事はご了承ください。

ただそれにしてはそこそこ綺麗に数字が収まった気がするので
あながち間違って無さそうだぞ?

と言う感じでツイッターでも呟きました。

そもそも2月8日時点の呟きですからねw
信頼度はお察しでw

次回はなぜこれだけの差を設けているのに設定推測が難解なのか?
と言う部分を書いてみようと思います。

パチンコの期待収支って何?

先にバーサスの打ち方を展開していこうかと思ったのだけど、パチンコの期待収支計算についてtwitterで投げている人がいたので、ちょっとでも役に立つ事を・・・と言うわけで、期待収支について書きます。

期待収支って何?

商売で考えてみよう!

あるチョコレート100個入りのボックスを10000円で仕入れて、1個110円で全て売れると想定したら・・・

チョコレート一個当たりの期待収支は+10円で、それが100個売れるので1000円がこのチョコレートボックス1箱の期待収支です。

10000円で買って、11000円で売るんだからわかりやすいですね。

11000円-10000円=1000円

これが1個90円でしか売れなかったら、1個当たりの期待収支は-10円で、1箱分売った時の期待収支は-1000円となります。

9000円-10000円=-1000円

パチンコ玉に置き換えてみよう!

仕入れ値と売値がわかれば、期待収支が計算できそうだぞ?と言う事はチョコレートの話でわかりました。では、パチンコ玉で計算するにはどうしたらいいのでしょうか?等価交換を例に説明致します。

仕入れ値を計算する

パチンコで言う仕入れとは、デジタル(液晶)を回転させる事なので、仕入れ値は、1回転させるのに必要な玉数って考え方ができます。

4円パチンコの場合、1000円で250個の玉を借りることができます。その250個の玉で液晶を20回転させられるとしたら、1回転させるのに必要な玉数は・・・

250個 ÷ 20回転 = 12.5個/回転

となり、払い出し等もありますが、元手としては12.5個あれば1回転できる事がわかります。

これがチョコレート1個の仕入れ値と同じ意味です。

1パチであれば200個 ÷ 200円回転数でもいいし、1000個 ÷ 1000円回転数でも同じです。

売値を計算する1 トータル確率を知る

パチンコで言う売値とは、回転による収益なので、最終的には大当りで得る玉数と考えられます。

CRAスーパー海物語IN沖縄4withアイマリンを例に出してみましょう。

この台は、初当りからSTや時短の連荘も含めた時、6R当たりを引くための確率が1/37.2となっています。この確率をトータル確率と言います。

googleで機種名とトータル確率で検索すれば出てきます!計算する必要はありません!

一応計算してみると・・・この台の平均連荘数は2.48連荘らしいので、それを発当たり確率から割ると・・・

99.9 ÷ 2.48 = 40.28 となり、トータル確率1/40.28と計算されますが、5%の確率で16Rが当たりますので、それを加味すると6R当たりを1回引くのに必要な通常時回転数は37.2回転となるわけです。

ざっくり計算すると、100回大当たり引いたら95回が6R当たり、5回が16R当たり。なので・・・

95回 × 6R + 5回 × 16R = 650R

650R ÷ 600R = 1.08 となり、単純に6Rのみ×100回で計算するより1.08倍多いので補正をかけます。

40.28 ÷ 1.08 = 37.2 となり、調べると出てくるトータル確率に近づきました。

売値を計算する2 1回転当たりの出玉を計算する

1R当たりじゃなくて、1回転当たりの出玉を計算する理由は、仕入れ値の計算で1回転当たりのコスト計算したからです。単純に計算できるように単位を合わせてあげるためです。

アイマリンは8カウント11賞球の6Rなので総払い出しはそれぞれをかけた数字です。

8カウント × 11賞球 × 6R = 528個

ただし、知りたいのは差玉なので、打ちこんでいる玉数を引かなくてはいけません。

理論値で行けば48個の打ちこみで、全てアタッカーに入れば大当たりを終える事ができますがそれは無理です。仮に1R当たり15個の打ちこみが必要になるとすると・・・

528個 - (15個 × 6R) = 438個

となるので、6Rで得られる差玉は438個となります。

6Rの当たりを得るために、 すなわち438個の玉を得るために、必要な回転数が37.2回転なので、438個を37.2回で割れば1回転で得られる玉数が計算できます。

438個 ÷ 37.2回 = 11.77個/回転

これで仕入れ値と、売値の計算ができました。

期待収支を計算する

チョコレートの例で、売値から仕入れ値を引けばチョコレート1個の期待収支がでましたね。今回も同じように、売値から仕入れ値を引いて、1回転当たりの期待収支を計算しましょう。

11.77個/回転 - 12.5個/回転 = -0.73個/回転

なんと、1000円20回転で、大当たり1回で438個取れる場合は、期待収支がマイナスとなるのです!1回転させるたびに0.73個減って行くので、1000回転させたら・・・

-0.73個 × 1000回転 = -730個

と言うわけで、この台を1000回回すと730個負ける計算になります。

これが期待収支です。

補足とまとめ

計算式のまとめ

250個 ÷ 1000円回転数 = 1回転で必要な玉数・・・コストA

大当たり1回の出玉 ÷ トータル確率 = 1回転で出る玉数・・・リターンB

リターンB - コストA = 1回転の期待収支

1回転の期待収支 × 回した回転数 = その日の期待収支

ここではわかりやすいように大当たりのみを計算に入れましたが、本来は大当たり~電サポ終了時の玉数を使います。なので、電サポ中に玉が減るならもっとマイナスは大きくなります。

1000円で21回転して、大当りの出玉が450個あれば、ほぼチャラくらいになります。

この数字を使って自分で計算してみてください。

これがスペックボーダーが等価で20.7回って言われる所以です。

だから、無駄玉を打つ事で1回転当たりのコストを上げてしまうと、パチンコって本当に勝てないものになってしまうのです。さらにアタッカーの状態が悪くて入賞しにくかったり、電サポが悪かったりすると、ま~~~勝てません。無駄玉を打つ事は、仕入れ値を自分から上げているのと同じなのです。アタッカーや電サポが悪いのは売値を自分から下げているのと同じなのです。

反対にハマってでも釘メンテナンス状態の良い台?を打つ事が重要と言う事がわかります。パチンコのどこ見てるの?って記事で釘のことしか書かなかったけど実際そう言う事なんです。データカウンター見ても勝てる台が見つかるわけじゃないからなんです。

最後にアイマリンの大当たり出玉450個の時と、430個の時で、各回転率の時の期待出玉表掲載しておきますので、参考までにどうぞ。多少数値は丸められていますので、厳密なデータではありません。自分で計算してみてね!って所の答え合わせにどうぞ。