A-SLOT偽物語の設定推測と看破

A-SLOT偽物語アイキャッチ

A-SLOT偽物語ってよく出来てるよね~と言う記事を書いた。続けて今回は、A-SLOT偽物語の設定推測や看破について書いてみようと思う。恐らくこの機種に限って言えば本当に設定6を打っていたら推測ではなく看破できる機種であると思われる。ただし、機種も古目でネタは出尽くしてるので、今回目新しい内容は無いかと思います・・・が今回も始マリノ刻!

通常時の設定推測要素

設定差の無い部分

Aスロ偽物語ってよく出来てるよねでも書きましたが、この機種って設定差のあるボーナスと、設定差の無いボーナスが明確に分かれている。

普段メイン契機となる怪異リプレイからのボーナス当選には、全く設定差が無い。しかし、メイン契機となっているだけあって、もっともよく当たる契機が怪異リプレイ。だからこの機種はよく出来てるよね~と言う話でもあった。

それが怪異リプレイだろうが、強怪異リプレイだろうが、超強怪異リプレイだろうが設定差は無い。引き得だし、引けないといっぱい勝てない。

さらに、リーチ目役(1枚役)も全く設定差が無いし、強スイカとの同時当選も設定差が無い。

リーチ目役の時の多くは、怪異チャレンジが発生すると思われるし、左リールがスベリを伴っての小役ハズレはほぼ1枚役かと思われる。  何も引いてないのに白7同色BIG以外なら漏れなく1枚役。白7同色BIGだとわからない。

怪異チャレンジ=1枚役or怪異リプレイ=アツイけど当たっても設定差の無い当たりと言う事になる。

設定差のある部分

じゃぁ残りのボーナスフラグは設定差があると言う事になる。わかりやすい!

残ったフラグは・・・チェリー重複、弱スイカ重複、単独ボーナス。

ちなみにチェリーや弱スイカの確率に設定差があるから、律儀にカウントしてる人もいるけど、全く数える意味は無い。なぜなら設定差はボーナスと重複するフラグにしか無いから。

チェリーを例に説明してみよう。

設定チェリー確率重複率
11/74.4710.0%
21/73.3210.9%
51/72.1812.8%
61/68.4117.3%

と言う事は・・・

設定種なしフラグ種ありフラグ
11/82.71/745
21/82.71/676
51/82.71/564
61/82.71/395

となります・・・解析値とずれるのはこちらで計算した時に小数を丸めこんだ為です。それでも大体あってると思います。

要するに種なしチェリーをいくらカウントした所で、1/82.7と言う共通のフラグを数えてるだけなんですね。パチスロを打ってると、こういう感じのフラグがたくさんあり、重複率が悪いから設定も悪いと感じてしまう人もいますが、重複率より客観的にボーナス重複する種ありが何分の一かで見た方が良いと思います。

いくらたくさんチェリーを引いても、設定差の無い所を引き倒してるだけの可能性があるから、重複率では見ないようにしています。

例え重複率が10%だったとしても、400Gで10回チェリー引いてたら1/400で重複してる事になりますからね。

この考え方は弱スイカも同じなので、種の無い弱スイカをいくらカウントしてもダメって事になります。

ベル確率に設定差はありますが、特に気にする必要はないかと思います。

弱スイカで当たるようなら激アツだし、チェリーでも当たるようならチャンスと捉えておけば良いかと。軽めにチェリー重複をポンポンと引ければ、次回の大当たりまでハマったとしても頑張るようにはしています。

設定看破に挑む!

ここまでは設定推測に関する部分ですね。設定推測要素は良いけど実際どうなの?と言うとこれだけでは延々とわかりません。

しかしA-SLOT偽物語には強力な設定看破要素があります。

もうね、言わずもがな・・・

BIG中のミニキャラ&カットイン!

僕自身も何度となくこの機種の設定6を回した事がありますが、その都度ちゃんと設定示唆画面が出ています。

示唆と言うか、設定確定画面ですね。

以下は体験とか体感の話です。

同色BIGのミニキャラ

ある程度同色BIGを引ければビタ押し成功時に高設定示唆キャラが出る。

出やすいのは貝木と影縫。

A-SLOT偽物語ミニキャラ貝木
A-SLOT偽物語ミニキャラ影縫

ただし、1度だけ貝木出現で5か?と思わせての6確定!ってパターンもあったので過信はNG。

設定56が確定する特定パターン(ミニキャラ全て同じとか、ヒロイン5人とか・・・)は比較的出にくい印象。

祝福カットイン

同色BIGor異色BIG中のビタ押しで出る祝福カットイン。

コレで設定が確定するパターン珍しくは無い。

設定6打ってても6確なんて出ないんでしょ?って思われる人もいるかもしれないが、実は1日打ってると2~3回拝む事もある。

BIG10回も引けば1否定カットインや、貝木、影縫と言ったミニキャラのいずれかくらいは出るんじゃないかな。

僕は演出を覚えるのが苦手なんですが、とりあえずこの機種に限って言えば・・・

祝福カットインで忍が出れば設定2以上、よつぎが出れば5以上、よつぎと忍が混じれば6確定!くらいで覚えておけばいいかと思う。例外として、シーツ姉妹で5以上と、忍&メメで6確定が存在する。

A-SLOT偽物語祝福カットイン忍とメメで設定6確定

打ち進めて判断するポイント

では実際どうやって判断していくかと言うと・・・

確定カットインが出る→ツッパで頑張れ

という風に簡単にいかない事が多いので・・・

1000G程度回した所でチェリーでも弱スイカでも重複が無い。示唆演出も出ない。→設定1を疑う。

弱スイカで重複した。→設定56を視野に入れる。強推測要素。

そこそこチェリー重複は出ているが示唆要素が無い。→BIG15回くらい頑張って確定要素たミニキャラも出ないようなら設定6はキツイ。設定5もキツイかもしれない。お店として設定2を置く意味があまり無い機種なので、設定1でのチェリー重複の引き強を疑う。

過去の経験でしかないが、BIG15回も引けば1回くらいは示唆要素や確定要素が出てくると思っている。

一応REGで忍背景になる割合が高設定程高いので、これは参考程度に。ハナハナで言うBIG後のパネフラ程度の信頼度。信頼度は案外低い。チェリー重複も出ていれば頑張れる要素に昇格する。

なので、チェリー重複を体感しつつ、弱スイカ重複が出れば頑張れるし、その頑張ってる中で確定要素や示唆演出待ち、と言う手順になる。BIG中のビタ押しは絶対やった方が良い。最終的に設定を看破する要素は確定演出以外に無い。

推測要素の補足

単独ボーナスに設定差はある。ただし確率分母が低すぎるため過信できない。

また、同色BIG中のハズレにも設定差が存在する。これに関しては設定1が極端に引きにくい確率なので、2以上はある状況であると推測できる。

まとめ

冒頭にも書いた通り、今さら感な記事ではあるが、個人的には凄く好きな機種。まだ打ったことが無いと言う人にも楽しんでほしいな・・・と言う点から設定推測要素を書きだしてみた。

実際にはある程度強いイベントなどでないと設定6は使われにくいかもしれない。

しかし、この立ち回りで有効な所は、設定1でも機械割100.4%と言う甘さ。

そこそこ設定推測に時間を費やしてしまったとしても、リスクが低いと言うのはメリットであると思われる。

また、設定に期待できない日にどうしても打ちたい!と言った時に大怪我せずに済む可能性もあるということです。

次回はまだ打ったことないけど、どう打ったらいいの?と言う人のために、僕はいつもこう打ってるよ!と言うのを書こうかなと思います。


Aタイプの設定看破について

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バーサスの演出解説は少しやり過ぎたと反省している。また今度完結にまとめた入門用だけ作りますね。さすがに今回そのまま制御の話したら、誰もついてこないような気がしたので、少し話題を変えて、設定看破について書いていきます。

Aタイプの設定看破は可能なのか?

これに関しては、ほぼほぼ可能ではある。が、間違った判断を下す事もめちゃくちゃある。と言うのが正解だろうか?えっ?それって看破できて無いんじゃない?って思うかもしれないが、できる時とできない時があるのだ。

意味がわからないかもしれないな。

設定看破って実際は看破するんじゃなくて、今日打った台の答え合わせ。ほとんどの場合設定推測と言う域から脱する事は無い。どういう時に看破になるか?と言うと、確定演出とか、ほぼ確定みたいな状況になった時。それくらい。どういう事か具体的に考えてみよう。

ハナビやバーサスを設定看破するぞ!

さすがに一般的に言われている数字くらいはアバウトに頭には入ってます。

ハナビなら風鈴確率が1/14.5~1/15.5くらい、ハナビチャレンジ中のハズレが1/6~1/7、ハナビゲーム中のハズレが1/9.5~1/13くらい。BIG中の斜め風鈴が偶数が1/8で奇数が1/10くらい。

これがね、ま~~~~~ったく当てにならんのよ。ちょろっと回して風鈴が悪いから止めるみたいな感じの人もいるけどさ、それじゃ何のために打ったんだと言うね。

ちょっと考えて貰えばわかると思うんだけど、この風鈴確率を10分の1にしてみて欲しいの。そうすると1/145~1/155になるでしょ?このボーナス確率の台でボーナス引けてるから高設定!とか判断できないでしょ?もしそれが可能ならGoGoジャグラーの設定看破なんて余裕でしょ?

だから確率分母の小さい風鈴を使うんじゃないか!って言われそうだけど・・・多分1/145~1/155を判断しようと思ったら5万回転とか10万回転とか必要だと思うの。この辺の計算は統計学とか詳しい人に任せるとして、そうなればそれより10倍の数字だったとしても5000回転とか1万回転とか必要になってくると思うの。

だから小役を数えるのは悪いことじゃないし数えた方がいいと思うけど、今打ってる台がどうかと言うより、今日打った台がどうだったか・・・という答え合わせ的要因なのね。

超強いポイントでしか判断できない!

極端な話をすれば、ハナビならBIG中のハズレが出ないことには確信に至る事は無い。それでも確定ではないが、他の推測要素よりは遥かに強い。設定12なら1/16384、設定56なら1/482。さすがにここまで差が開くと、低設定でハズレ引いちゃった人が悪いとしか言いようが無い。

バーサスでもBIG中ハズレが出たら、これは1では出ないから2以上が確定。さらにBIG中中段V揃いなら設定12はハナビと同じ1/16384、設定56なら約1/800。

これらの超強い数字が出ないことには間違いなくわからない。過去の経験では、朝一最短で3回目のBIGでハナビのハズレを確認、10~20回もBIGを引くことができれば高設定なら大体1回は確認できる。もちろん引けない事もある。

だから普段打つ台の超強い要素、確定カットインとか、この演出来たら設定4以上とか、そう言うのは覚えておく必要はあるし、それでしか看破する事はほぼ不可能であると思う。

設定看破ではなく設定推測

ここまで読んで頂ければわかるかと思うが、ちょっとした小役設定差を見る事は、看破ではなく推測。もし自分が台を作って、お店に買ってもらわないといけない立場なら、ちょっとベル数えて、設定がわかるような台を作るだろうか?

打ち手には、推測させる楽しみを与え、時折設定を教えてくれる演出が発生する事で、そのお店に設定が入ってる事を悟らせてくれるわけだ。

設定1確定演出なんてものは恐らく存在しないから、低設定を打ち続ける限り、設定を看破させて貰えないのね。上手にできてるよね~。看破させて貰えないと低設定は近いのかもね。

まとめ

これらのことから、ちょっと回して小役が悪いからダメ!ってのはありえない。それでやめるくらいなら、最初から打たない方が良い。これは僕自身も肝に銘じておかなければいけないことだけど、Aタイプ打つ時は、頻繁に台移動を繰り返すより、ずっしりと腰を据えて打った方が負ける時も額が小さかったりする。

ボーナスが引けないから~小役が悪いから~と移動ばかり繰り返してると、何も引けないまま500枚くらい無くなってる事もままある。Aタイプの設定なんて、そう簡単にわかるものじゃないから、是非その辺を踏まえたうえで、台選択や立ち回りの参考にして頂ければと思う。

台移動するときはよほど根拠のある台に。じゃなければどうせ500枚飲まれるなら一番最初にコレッ!って決めた台にブッコンだほうが負けた時も納得いくと思う。ちょろちょろしてるうちに負けるってのが一番納得いかないんじゃないかな?

  • Aタイプの設定看破は超強い要素が出ない限りわからない
  • 小役での判断は推測であり看破ではない
  • 小役などは最終的な答え合わせであり、短いスパンでの決定打にはならない