回胴回顧録 ゲゲゲの鬼太郎赤

初めてのパチスロ、ハイパーラッシュで運よく勝利!そのお金を元手に次のパチスロを打ちに行く。もちろん先生となる友人も一緒に。次に打った機種はサミーの液晶搭載機、ゲゲゲの鬼太郎赤。液晶搭載と言うだけでもビックリなのに、この機種は見た目にも驚かされる。さてその内容は如何に?

パチスロ初の液晶搭載機!

ゲゲゲの鬼太郎(赤)。その上部には液晶が搭載されており、チャンス予告や、バトルで勝利するとボーナス確定!と言う、いたってってわかりやすい台。

通常時の液晶演出は、鬼太郎御一行がただ歩き続ける。時々鬼太郎が妖気を感じては、こなき爺や砂かけ婆が出てきて、アクションを起こす。基本的にチャンス系演出。

砂かけ婆の自己主張が激しい!なんか砂まきに来てはハズレを繰り返していたような。

たまに鬼太郎が敵と戦い、バトルに勝利するとボーナス!なのだが、なぜか勝っても告知されなかったりする時もある謎仕様。かと思えば、レバーオンでいきなり液晶に【鉄板】の文字と、うろ覚えだが目玉の親父の『鉄板じゃ~!』の声とともに、リール右側に搭載された目玉の親父ランプが光る事も。

鉄板?鉄板って何?(笑)

アツイって言葉すらわからなかった葉月さん、鉄板なんてパチスロで聞く事になるとは思わなかった。

友人から『大当たり確定って事』とシンプルな説明を受けて納得。

大体これを繰り返していく。

パチンコじゃあるまいし、液晶?って思ったけど、ハイパーラッシュのテトラリール的な役割なのね!

筺体にすっごい違和感!!!!

リールを停止させると『ヒョロロ~ヒョロロ~ヒョロロ~』と気の抜けた停止音が発生する。鬼太郎のなんとも言えない世界観が、その音に集約されている気がする。

しかし、違和感はそんな所じゃない!

お前・・・盤面おかしいだろ!

簡単にリール窓だけ図解するよ・・・

鬼太郎のリール窓イメージ

ちょ・・・スロットって盤面縦に3つじゃねーのかよ!なんでお前4つもあるんだよ!というか5ラインじゃ無くて・・・5・・6・・7・・8ライン!?(絵心ねーなー)

わけわからんwwww変則ラインじゃ無くて、4連にすることで有効ラインを増やすと言う力技wwww当時は変則ラインなんてものも知りませんでした。

今なら色んな打ち方探してると思うけど、まだパチスロ2日目のど素人。どう打って良いのかサッパリわからん!(キリッ)

とにかく7が成立ラインに揃うか、左に4連7が止まればリーチ目は理解。

あとはチェリーとかスイカとか狙わなきゃいけないんだろうけど、見た目に翻弄されてあたふたあたふた・・・。

僕が今まで打ったパチスロの中で、4連図柄なんて後にも先にもこの機種だけだ。

それでも鬼太郎と言うモチーフが好きなことと、なんとなく当たると言う事からこの機種を打ってました。

その後知った話ですが、8ラインである理由はボーナス確率を高める為でした。

普通はBB確率1/240くらいが設定6の最高値となるのですが、鬼太郎は設定6なら1/193と当たりやすい仕様でした。設定1でも1/275。REGは全設定共通1/496。


設定 BIG REG 出玉率
1   1/275 1/496 100.1%
2   1/258     102.9%
3   1/243     105.8%
4   1/227     109.4%
5   1/215     112.4%
6   1/193     118.8%

https://pachiseven.jp/articles/detail/470

設定1でも甘い台ですね!

4号機のBB確率のルール(余談だけど本編?)

4号機のAタイプの設定6は、BB確率1/240もしくは1/238と言う数値が最高でした。

実はこれにもルールがあってですね、見た目上の揃う確率の+-30%以内に設定しなくてはいけないと言うルールがあったんです。

もう一つ、BBの揃うパターンを1/1500より悪くないといけないと言うルールもありました。

わかりにくいの例を出しますね。

4号機のHANABIを例にすると、各リール21コマあるので、制御とか関係なく止まりうるパターンは21×21×21で9261通り存在します。

次に、揃うパターンが1/1500と言う話ですが、簡単に言えば9261通りに対して、BBの揃う図柄パターンがいくつあるか。と言う事なので、9261÷1500=6.174なので6通り作っても良い事になります。

HANABIは4号機でもドン揃いと、七揃いがBBです。

ドンちゃんは左リールには4コマ(3連ドン+単ドン)、中リールと右リールには1コマあるので、4×1×1で4通りです。

七図柄は4号機の時は中リールに2つあったので、1×2×1で2通りです。

4通り+2通り=6通りとなります。

これが5ラインあるので、見た目上は6通り×5ライン=30パターンとなります。

全停止パターン9261通り÷30パターン=308.7←これが見た目上の揃う確率です。

1/308.7の+-30%以内に設定しなくちゃいけないので、5ライン機設定6の上限は308.7÷1.3=237.46、反対に設定1の下限は308.7÷0.7=441となります。

なんで238とか240とかあるのかと言うと、微妙な設定差と言うわけではなく、メーカー毎の乱数の本数による差です。16384が分母だと69本当たりがあると237.44となってしまい、237.46より確率が良くなってしまう為、ルール違反となるので、68本の当たりで1/240.9。

65536が分母の場合は275本の当たりが上限となり、1/238.3となるわけです。

なので鬼太郎は8ライン機だから、6通り×8ライン=48パターン。

9261通り÷48パターン=192.9375

192.9375の+-30%なので148.413~275.625までの範囲で設定できるわけですね。

設定1の確率は1/275に設定されていますね。

余談ですが僕こういう話が大好きなんで(笑)

ちなみにこのルールは4号機のもので、5号機以降は適用されません。

閑話休題からのまとめ

盤面縦に4つも並ぶ図柄の違和感と格闘しながらも、なぜかこの日も勝利してしまった。どれくらいの差枚かは覚えて無いが、ほぼチャララインくらいだっただろう。

意図したわけじゃないが、偶然にも低設定域の甘い台を打ち、それなりの恩恵を得ていたのではなかろうか?

うまくリーチ目察知できず・・・というかリーチ目を知らないし、王道パターンみたいなものも知らないから仕方が無い。それでも前回のハイパーラッシュはヤマサと言うメーカーで、今回の鬼太郎はサミーと言うメーカー。メーカー毎に停止パターンの法則性が違うんだと言う事はわかった。だけど、変則的な有効ライン過ぎて、実は何もわかっていなかったりする。

後にサミー系も5ライン機を打つ事で、色々学習する事になる。

鬼太郎を打つ事で、パチスロってリールは縦3つじゃ無くてもいいんだ!とか、5ラインじゃ無くてもいいんだ!と言う事を知る事になりました。

どう考えても、パチスロ打ち始めて2日目でやることじゃねーなーと言う気はします。もっと普通の5ライン機あっただろうと(笑)

でもそのおかげで、その後に見る事の無い4連図柄8ライン機の鬼太郎を打つ事ができたので良かったと思います。

※同様の8ライン機は鬼太郎が2作目で、実はそれ以前にあるのですが、僕自身が見た事も打った事ありません。

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